ジャパンウィンターリーグで活躍する巨人・赤星優志投手が復帰を印象づける

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◆ジャパンウィンターリーグ Lequios6―2Eisa※7回制(30日・コザしんきんスタジアム) プロ野球・読売ジャイアンツの赤星優志投手(26)が、沖縄で開催中のジャパンウィンターリーグ(WL)において「エイサー(Eisa)」チームで先発出場しました

この試合では、3回を投げ6安打3失点という成績を残しましたが、最速145キロを記録するなど、右肩の痛みからの復帰を印象付ける内容でした

この日の気温は24度で、沖縄のコザしんきんスタジアムはプロ野球・広島東洋カープの春季キャンプ地としても知られています

ジャパンウィンターリーグは入場が無料で、約30人の観衆が集まり、静かな場内には打球音や捕球音、選手たちの歓声、観客の拍手が響きわたりました

赤星投手はそんな環境の中で力投しました

この試合で捕手を務めたのはトヨタ自動車に所属する19歳の若手選手、箱山遥人選手です

箱山選手は健大高崎高校で2024年のセンバツ高校野球大会に出場し、甲子園優勝を果たした実績があります

今季から社会人野球に進んだ彼とのバッテリーも、プロ、アマ、独立リーグとさまざまな選手が集まるこのリーグならではのものでした

二人は細かい対話を交わしながら意思疎通を図り、試合に臨みました

ジャパンウィンターリーグは設立4年目を迎え、「陽の目を見ない場所に光を」をモットーに実施されています

このウィンターリーグは、以前から台湾やオーストラリアなどで行われてきましたが、日本での開催は画期的です

NPB(日本野球機構)からの参加選手は主に各球団の育成選手が多く、海外から来ている選手たちも新たな契約を得るためにアピールに燃えています

巨人は今回、このリーグに選手を初めて派遣しました

気候が温暖で往復しやすいという利点を活かし、打席数を確保するために育成層の選手を中心に選出しました

その中でも、故障から復帰を目指す赤星投手が自ら志願して参加したことは特筆すべき点です

若手選手が多い中で、1軍経験のある選手として赤星投手は異色の存在であり、注目を集めています

今回の赤星優志投手の復帰戦は、選手にとって重要なアピールの場となりました。特に怪我からの復帰を果たした選手が注目される場で、自ら志願して参加した点はプロ選手としての意気込みを感じさせます。これからのシーズンに向けて、良い感触を得る機会となったのではないでしょうか。
キーワード解説

  • ジャパンウィンターリーグとは?冬の間に行われる野球リーグで、プロ、アマ、独立リーグから選手が参加します。
  • 右肩痛とは?野球選手などが経験する肩の痛みで、投球やバッティングに影響を及ぼすことがあります。
  • 育成選手とは?プロ野球チームに所属し、将来の一軍選手を目指して育成される選手のことです。

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