彼は12月1日、東京・狛江市立緑野小学校を訪問し、児童たちとの交流を通じて、将来の目標を明言しました
児童との交流から得た新たな意欲
訪問中、6年生から「将来、取りたいタイトルは？」との質問に対して、又木選手は「先発をやりたいので最多勝」と即答これはプロ野球において、先発ピッチャーがシーズン中に最も多くの勝ち星を挙げた選手に贈られる栄誉で、過去の名選手たちも目指した重要なタイトルです
また、同期入団の泉口選手が今季ゴールデン・グラブ賞とベストナインを獲得したことに対して、「僕も負けない」と対抗心を燃やしました
このようなライバル意識は、選手としての成長を促す重要な要素です
厳しい競争環境
又木投手は入団からの2年間を通じて、通算8登板で2敗という成績を残しており、プロ1勝はまだ通過点にすぎないと自身を奮い立たせています交流後、彼は「初心に返れる
心が洗われました」と語り、意欲を再燃させました
また、同じ年に入団した泉口選手の成長を見て、「頑張らなきゃいけないなって」という思いを抱くようになりました
泉口選手は開幕から2軍スタートながら、最終的にはチーム最多の133試合に出場するまでに成長しました
先発陣の競争激化
巨人の先発ピッチャーとしては、井上、森田、横川に加えて新たな選手が加入する構図となっており、又木選手もその中での競争が厳しいことを認識しています「自分という商品を売り出していく
そこだけ考えたい」と意気込みを語りました
フォーム固めと健康管理
また、今シーズンは二度の先発チャンスを生かせなかったことや故障に見舞われたこともあり、阿部監督の助言を受けながらフォームの安定感を追求しています小学校訪問後には即座に練習に戻り、体をいじめ抜くことで自己鍛錬を行い、今後のシーズンに備えています
「やっぱり投げたいのは先発
僕の中で最多勝は最高のタイトルなので」と語った又木投手
彼の成長と挑戦に、多くのファンが注目しています
巨人の又木選手の訪問は、スポーツの楽しさを児童に伝えつつ、自らの目標を思い起こさせる良い機会となりました。彼が持つタイトルへの対抗心は、競争が厳しいプロの世界において重要な要素といえるでしょう。競争相手の成長を刺激にし、自己鍛錬を重ねる姿勢は、とても素晴らしいものです。
キーワード解説
- 最多勝とは？プロ野球の先発ピッチャーがシーズン中に最も多くの勝ち星を挙げた選手に贈られるタイトル。
- ゴールデン・グラブ賞とは？フィールドプレイヤーの中で、守備における優れた成績を残した選手に贈られる賞。
- フォームとは？投手がボールを投げる際の体の動きや姿勢のことを指し、安定したパフォーマンスには重要な要素となる。
