ソフトバンク・有原航平投手、自由契約へ 他球団との交渉が可能に

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日本野球機構(NPB)は2日、保留者名簿を公示し、ソフトバンクの有原航平投手(33)が名簿から外れたことを発表しました

この結果、彼は自由契約扱いとなり、新たに他球団との契約交渉が可能となります

有原投手は、2019年に北海道日本ハムファイターズからメジャーリーグへ挑戦するために渡米し、その後2023年にソフトバンクに入団

今季で彼の3年契約が満了となります

ソフトバンク側は契約延長を望んでおり、新たに複数年契約を提示するなど、残留を求めていました

しかし、有原投手が契約満了の際にフリーエージェント(FA)となる条項を盛り込んでいたことに加え、アメリカでの再挑戦を視野に入れているため、保留者名簿には記載されませんでした

チームの見解

ソフトバンクの三笠杉彦ゼネラルマネージャー(GM)は、「特に残ってほしいとのコメントは変わりません」と語り、残留を強く希望していることを示しました

また、自由契約に至った経緯について、「一部の報道で書かれている通りであり、話し合った結果ではありません」と明言しました

有原投手の実績

今季、有原投手は2年連続で開幕投手を務め、14勝を挙げて昨年に続いて最多勝のタイトルを獲得しました

ソフトバンク在籍中の通算では38勝(21敗)を記録し、防御率は2.60と非常に安定した成績を残しています

これにより、今後米大リーグを含む国内の他球団との争奪戦が繰り広げられることが予想されます

今後の展開

有原投手は、再挑戦を希望する米大リーグへの道を模索しつつ、国内他球団、特に巨人が既に調査を進めていることから、移籍の可能性を秘めています

ソフトバンクが彼を残すためにどのような動きを見せるのか、注目が集まります

有原航平投手の自由契約は、今後のプロ野球界において注目される出来事です。彼の成績は素晴らしく、多くのチームが彼に関心を持つことでしょう。ソフトバンクがどのように対応するかが大きなポイントになりそうです。
キーワード解説

  • フリーエージェント(FA)とは?契約満了後、選手が自由に他のチームと契約できる資格のことを指します。
  • 防御率とは?投手が投げたイニングあたりで与えたearned run(自責点)の平均を示す指標です。
  • 最多勝とは?シーズン中に最も多くの勝利を挙げた投手に授与されるタイトルです。

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