その中には、ドラフト4位で指名された早瀬朔(はやせさく)投手(18歳/神村学園)が含まれており、この選手のこれまでの野球人生について深掘りしていく
阪神ファンの家族に育まれた野球への情熱
早瀬選手は、阪神ファンの家族の中で育ち、その影響を受けて野球を始めた父と5歳年上の兄との練習が日常となり、早瀬選手の野球キャリアは家庭環境に支えられていると言える
父・尚徳さんは、「マイペースな子でした」と振り返るが、早瀬選手はボールに触れることが自然であり、2歳の時には既に投げ始めるほどだった
キャッチボールから始まった野球の旅
早瀬選手が初めてキャッチボールを始めたのは5歳の頃兄のグラブをはめて右手でボールを投げた体験は、早瀬選手の中に強い印象を残した
野球を意識し始めたのは、小学2年生で本格的に野球を始めた西脇ワイルドキッズでのことだ
練習漬けの日々
早瀬選手は、剣道部に所属しながらも、兄と父の指導のもと、毎日のように5時間もの練習を行ったノック、打撃、投球練習をセットで行い、特に家庭内ではゴムボールを使った練習が行われ、周囲の環境を整えるほどの熱心さがあった
水泳で培った体力と技術
父の勧めで小学4年生から水泳にも取り組んだ早瀬選手この経験は、投手としての背中の筋力や呼吸法を鍛える重要な要素となった
中学での試練と目標の明確化
神戸中央リトルシニアに進学したものの、控え投手としての難しい状況に直面しかし、諦めずに自身の技術向上を目指し、球速を100キロから121キロに伸ばし、さらなる高みを目指す努力を続けた
夢を追い続けて
最終的には、プロ入りを目指す決意を固め、地元を離れて神村学園に入学野球にかける情熱と努力が実を結び、U-18ワールドカップの日本代表にも選出された
| 早瀬朔(はやせ・さく)アラカルト | |
|---|---|
| 生まれ | 2007年8月30日(18歳) |
| 家族構成 | 父、母、兄 |
| 投打 | 右投げ左打ち |
| 最速 | 151キロ |
| 趣味 | 音楽を聴くこと |
| 好きな食べ物 | ラーメン |
キーワード解説
- ドラフトとは? プロスポーツチームが選手を選び取る制度を指します。
- 投手とは? 野球でボールを投げる選手のことを言います。
- エースとは? チームで最も優れた投手を指し、主に先発として試合を任されます。
- 球速とは? ボールを投げた時のスピードで、プロ野球選手の力量を示す重要な指標です。
- U-18ワールドカップとは? 18歳以下の選手が参加する国際的な野球大会を指します。

