この出来事は、8月20日の敵地・ヤクルト戦で発生しました
ゲームの中盤、増田珠選手がサード方向へ打球を放ちました
これに対して、3塁手の岡本和真選手が逆シングルの技術を駆使して見事に捕球しました
逆シングルとは、グラブを使用して打球を捕る際に、通常とは逆の体勢で捕球する技術のことを指します
岡本選手がボールを捕球した後、そのまま1塁へ送球
1塁の守備に就いていたリチャード選手は、しゃがんだ状態でボールをしっかりとつかみました
しかし、ここで増田選手が1塁ベースに駆け込んできた際に、リチャード選手のお尻付近に衝突し、勢い余って1回転する衝撃が生じました
リチャード選手はこの衝突について、「岡本選手のプレーが素晴らしかったから、動かずにその瞬間をアピールしようとしていた」と振り返りました
続けて、「その時に衝撃がきて、まるで“電気ナマズ”がぶつかってきたようだった」とユーモアを交えて語りました
衝突後、リチャード選手は痛みに苦しみベース付近に倒れ込む姿が見られました
その後、増田選手が近寄り、リチャード選手の様子を心配する姿も印象的でした
この光景に対し、巨人の丸佳浩選手は「ランナーがかわいそう!何してんねん!」とリチャード選手に対してツッコミを入れる場面もありました
さらに、リチャード選手はこの出来事を振り返りながら、自身のクセについても言及しました
「こういった好守備の瞬間には、思わず固まってしまうことがある」と照れ笑いを浮かべていました
リチャード選手の振り返りでは、プロ野球の試合中に起こるハプニングの一つとしてかつてのプレーの重要性と、選手同士の思いやりが強調された。良いプレーがあってこその厳しい競争が、選手たちの絆を深めていることを感じさせる出来事であった。
キーワード解説
- 逆シングルとは?:通常とは逆の体勢で捕球する技術のこと。
- 衝突:二人以上の選手がプレー中に物理的に接触すること。
- アピール:選手が自らのプレーを他者に対してアピールする行為。

