阪神・梅野、バットの多様化で打撃力向上を目指す

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阪神タイガースの梅野隆太郎捕手(34)が12月8日、大阪市内のホテルで行われたエスエスケイ社のプロスタッフ会議に参加し、バットのグリップ形状を変更する意向を示しました

そこで彼は、今季すでに使用していたフレア型のバットに加え、タイ・カッブ型とストレート型のバットも発注したことを明かしました

フレア型は、操作性が高くてバットを振りやすいとされる形状です

一方、タイ・カッブ型は、MLBの名選手タイ・カッブが愛用していたことでも知られ、ボールを確実にヒットさせるための安定感があります

また、ストレート型は、ヘッドを効かせてボールを力強くはじくのに適しており、現代野球でも注目されている形状です

梅野は「パフォーマンスが上がるようにサポートしてくれている

感謝を結果で返せるように頑張りたい」とコメントし、新たなバットの試打を自主トレで予定しています

今シーズンは52試合に出場し、打率2割2分、0本塁打、2打点と苦しい成績を残しましたが、阪神は2年ぶりのリーグ優勝を果たしました

先発マスクを坂本に譲る時間が多かった梅野ですが、捕手のポジションは日本ハムからトレードで加入した伏見選手も参戦し、より競争が激化しています

これに伴い、梅野は打撃力をアピールする必要性を感じており、新しいバットの導入がその助けになると考えています

彼は「変えるのは勇気がいるし、合う、合わないは出てくると思うけど、後悔がないように

自分としては楽しみ

常に進化するという意味でも大事なこと」と、今後の技術向上を誓いました

阪神タイガースの梅野選手が新しいバットの形状を試すことは、選手として進化し続けたいという意欲の表れです。多様なバットを使うことで自分自身を試し、より良い結果を出そうとする姿勢は、ファンやチームメートにも良い刺激を与えることでしょう。捕手だけでなく選手全体のレベルを向上させるためには、そういった努力が必要不可欠です。
キーワード解説

  • フレア型とは?:バットのグリップが広がっている形状で、操作性が良く、スイングがしやすい特徴があります。
  • タイ・カッブ型とは?:野球の名選手タイ・カッブが使用していたバットの形状で、ヒットを確実に打つための安定感があります。
  • ストレート型とは?:先端がなるべく直線的な形のバットで、ヘッドを効かせて強くボールをはじくことができる形状です。

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