昨オフは周東が手術を受けたため、参加は2年ぶりとなる
このトレーニングでは、3年連続盗塁王、2年連続ベストナインを獲得した周東から『日本一イズム』を学び、成長を図る狙いだ
羽月は周東について「足のスペシャリストで、試合に出たら化け物みたいな1番打者だ
優勝、日本一を経験しているので、色々なことを聞きたい」と、貪欲に学ぶ姿勢を見せた
今季、周東は死亡球の影響で離脱した時期もあったが、96試合出場で打率.286、3本塁打、36打点を記録し、35盗塁で3年連続の盗塁王を獲得した
このような成績を残す周東との自主トレには、技術面だけでなく、プロ野球における心理戦や戦略について学ぶ意義があると羽月は強調した
「プロ野球は長期戦であり、その中に心理戦も含まれてくる
勝つために何をしたのかを聞きたい」と話し、勝利に貢献するための心構えの重要性を述べた
羽月自身は今季、自己最多の74試合に出場し、打率.295、17盗塁を記録したが、盗塁王には届かなかった
「今の出場試合数では厳しい」と自身の現実を受け止めている
彼はレギュラー奪取のため、今秋は守備練習に多くの時間を割いている
広島のチーム総得点は441得点でリーグ5位
チーム打率も.246の3位にとどまり、得点との連携が課題とされる
羽月は「僕が40盗塁したら、チームが変わる」と語り、まずは試合に出ることを第一に考えている
周東との合同自主トレで培った成長を、春に迎える新シーズンに活かす構えだ
広島選手の盗塁王
広島からはこれまでに11人が18度盗塁王に輝いており、初の受賞者は1953年の金山次郎最多受賞は高橋慶彦、野村謙二郎、緒方孝市の3名で、直近では2017年の田中広輔が受賞しており、このタイトルからは8シーズン遠ざかっている
羽月選手が周東選手との合同自主トレに参加する姿勢は、成長への強い意欲を表しています。周東選手の経験や技術、戦略を直接学ぶ機会は貴重であり、彼自身の成長にも大いに寄与するでしょう。また、チーム全体の盗塁数を増やすために自分が果たすべき役割を考えている点も注目です。
キーワード解説
- 盗塁王とは? 盗塁王とは、プロ野球において最も多く盗塁を成功させた選手に与えられるタイトルです。
- 自主トレとは? 自主トレとは、選手が自主的に行うトレーニングのことで、特定の指導者やチームに依存せずに自分のスキルを向上させるための練習を行います。
- 心理戦とは? 心理戦とは、スポーツやゲームにおいて、選手やチームが相手の心を読み、戦略的に行動することを指します。相手の心理を利用することで優位に立つことが目的です。

