広島・会沢翼、契約更改にサインし20年目のシーズンへ意欲を表明

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広島・会沢翼、契約更改で意気込みを示す

広島東洋カープに所属する会沢翼捕手(37)が、広島市南区の球団事務所にて契約更改交渉を行い、3000万円減の来季年俸5000万円でサインしました

この減額は、選手の年俸が1億円以下の減額制限(25%)を超えており、会沢は今季24試合の出場にとどまったことを受けたものです

しかし、会沢は来季に向けて、「まだまだ頑張ろうと思います」と前向きな姿勢を示しました

今季の成績と来季への期待

会沢選手は今季、出場試合数は24試合で、打率は.116、ホームランはゼロ、打点は1という厳しい成績でした

12年以降では最少の出場数であるものの、チームを支える献身的な姿勢を崩さず、「プレー以外のところも期待されている」と語りました

会沢は、球団捕手として過去の記録を更新し、20年目を迎えます

選手会からの退任と後輩への教え

また、会沢は2021年12月から務めていた労組・日本プロ野球選手会会長を今月で退任することを決定しました

彼は、これまでの経験を後輩たちに伝えることが重要だと考えており、「選手会がやってきたことをしっかり伝えていきたい」と話しました

チームの中での役割と今後の目標
来季は松山選手が退団したことから、秋山選手と共にチームの最年長としてリーダーシップを発揮する立場になります

会沢は、「何か困ったことがあったときに頼りにされる選手でありたい」と考え、特に投手陣のサポートを重要視しています

そして、自身は「日本一になりたい」という強い願望を持っており、20年目のシーズンを最高のものにするため、全力を尽くす決意を示しました

広島・会沢選手の契約更改は、選手としてのキャリアを生かす新たな一歩でしょう。彼の経験や知識は、次世代の選手にとって貴重な資産となるはずです。20年目を迎え、リーダーシップや若手選手への指導にも期待が高まります。
キーワード解説

  • 減額制限とは?:選手契約において、年俸が1億円以下の場合に25%以上の減額ができないというルールです。
  • 打率とは?:選手の打撃成績を示す指標で、出場した試合でのヒット数を打数で割った数値です。高いほど優れた打者とされます。
  • 選手会とは?:プロ野球選手の権利を守るための組織で、選手同士が協力して意見をまとめ、交渉を行います。

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