阪神電鉄がジェット風船実証実験を実施、甲子園名物復活へ向けた新たな取り組み

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阪神電鉄は、2025年1月29日に、甲子園球場で行われるオープン戦において、ラッキーセブンのジェット風船の実証実験を2日間限定で行うことを発表した

このイベントは、3月9日の読売ジャイアンツとのオープン戦と、4月13日の中日ドラゴンズ戦の際に実施される

実証実験では、試合開始の2時間前までに入場した来場者全員に、ジェット風船2個と専用ポンプのセットが無料で配布される予定だ

ジェット風船は、試合が進行して7回裏の攻撃前に一斉に飛ばされ、観客同士の一体感を楽しむものとなる

この試みは、新型コロナウイルスの影響で2020シーズン以降中止されていた名物イベントの復活を目指すもので、ファンからはその復活を迎える声が上がっていた

また、周囲への飛沫対策として、球場内には感染防止のための措置が講じられ、使用済みジェット風船の回収ボックスも設置されるという

さらに、環境面にも配慮し、今回のジェット風船にはすでに回収されたペットボトルキャップを含む再生材が使用されている

この企画は、応援の楽しさを取り戻すだけでなく、環境保護にも寄与する内容となっている

阪神電鉄のジェット風船の実証実験は、観客の一体感を生むとともに、環境への配慮も考えられた取り組みです。新型コロナウイルスの影響で長らく中止されていた甲子園名物の復活に期待が寄せられています。
キーワード解説

  • ジェット風船とは?観客が試合中に飛ばす風船で、応援の一環として利用される伝統的な道具です。
  • 飛沫対策とは?飛沫感染を防ぐための対策で、密を避けるために観客同士の距離を保つことを指します。
  • 再資源化とは?使用されたものを再利用することで、新たな資源を生み出すことを意味します。

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