186センチの長身を持つ右腕は最速148キロを投げ込む潜在能力を秘めており、同じ札幌学生野球連盟に所属していた札幌学院大学から高知に進んだ若松尚輝投手（24）が、昨年のドラフトで横浜DeNAベイスターズから指名を受けた実績を持つことから、彼の背中を追っている
プロ野球への夢を追う
無名の存在だった高松が、北海道から離れ独立リーグで挑戦することを選んだ理由は、プロ野球入りを目指すためだ「過酷な環境ではあるが、プロ野球に近いと感じている
その環境に耐えて、プロ野球選手になりたい」と彼は意気込みを語った
大学での成長と試練
高校時には最速137キロを計測していたが、大学進学後に体重を15キロ増加させ、3年夏には148キロを投げたしかし、学生時代最後のシーズンでは思い通りの成績が出ず、「150キロ出ているとの期待もあったが、成長が止まってしまった」と自身のフォームを模索している状態だった
一時は引退の危機も
大学での通算勝利がわずか1勝という状況から、将来に迷いを抱え、社会人チームの練習に参加した際も声がかからず、引退を考えることもあった同時に就職活動も行い道内のハウスメーカーから内定を得ていたが、最終的には高知からの誘いにより入団が決まった
「レベルの高い独立リーグに決まって一安心」とほっとした表情を見せた
若松選手の存在が大きな励み
昨年のドラフトで名を馳せた若松投手の成功が、高松にとっての大きな励みとなっている「高知での経験が重要だと感じており、若松さんの活躍は私にとって励みになる
大学では後ろを任されることが多かったが、高知では先発として挑戦したい」と語り、夢の舞台を見据えている
高松昂之介選手の挑戦は、厳しい環境の中で最初の一歩を踏み出す姿勢を示しています。彼の意気込みや覚悟が、さらなる成長へとつながることを期待したいです。また、過去の成功者をお手本にしながら、自身の可能性を信じて挑戦し続ける姿は、多くの野球ファンにも勇気を与えるでしょう。
キーワード解説
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