金村義明氏、中日の“テラス席”増設についての懸念を表明

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
元プロ野球選手である金村義明氏(61)が3日、MBSラジオの番組「金村義明のええかげんにせ~!」に出演し、中日ドラゴンズの新たな動きについてコメントしました

中日は、リーグで最少の本塁打数を記録し、3年連続で最下位に沈んでいますが、今オフに本拠地であるバンテリンドームにテラス型の席を増設することが決定しました

これらの改修工事は今オフに着手し、来季から使用が開始される予定です

中日は、ここ5年間で12球団ワーストの本塁打数を記録しており、特にバンテリンドームは本塁打が出にくい球場として知られています

この背景からのテラス席の導入はファンにも期待されますが、金村氏は一方で不安をあらわにしました

「打たれる方もモノ凄く打たれると思うよ」と警告の言葉を発しました

この懸念は過去の事例に基づいています

かつてヤフオクドーム(現みずほペイペイドーム)も本塁打が出にくい球場とされていましたが、2014年にテラス席を設けた結果、ソフトバンクの本拠地での本塁打数は34本から77本に倍増しました

しかし、被本塁打数も設置前の36本から67本に増加したことが示されています

金村氏は、「福岡の例を見ても、設置後に被本塁打が増える可能性を覚悟しておかないといけない」と注意を促しました

金村氏の指摘は、テラス席の設置が本当に福の神となるか、むしろ悪化を招くかという微妙な問題を提起しています。本塁打数の増加はファンにとって嬉しいことである一方、被本塁打のリスクをしっかりと認識しなければなりません。今後の中日の戦力強化に向けた施策がどう展開されるか、注目していきたいです。
ネットの反応

金村義明氏が中日ドラゴンズの本拠地であるバンテリンDにテラスを設置することについて警告を発したことに、多くの野球ファンが関心を寄せています

コメントでは、テラス設置によって中日の打撃力が向上することは期待されるものの、他球団の強打者がその恩恵を受けるようになり、特に中日は失点が増える可能性があるという意見が目立ちました

例えば、「中日の貧打者もそれなりに増えるだろうが、他球団の強打者はものすごく増えるだろう」との声もあり、相手チームにとっては有利に働くと懸念されています

また、「本拠地が狭いと選手も縮こまる」といったコメントもあり、選手たちのパフォーマンスに影響を与えると考えられています

さらに、観客の視点からは、「あまりにもホームランが出ないのは見る側としても寂しい」との意見があり、豪快なホームランが観客に喜ばれることが期待されています

その一方で、「打たれると思う」と危機感を持つコメントもあり、特に対戦相手のホームランが増えると考えているようです

全体として、テラス設置によって期待できる利点と懸念が入り混じり、今後のシーズンに向けた意見が多様に表現されています

ネットコメントを一部抜粋

  • 中日の貧打者もそれなりに増えるだろうが、他球団の強打者はものすごく増えるだろう。
  • そんな事は承知の上ですね。
  • 昨年同様打てないドラゴンズなら失点が増えるだけ!
  • 私がが見たいホームランはテラスにギリギリ飛び込むホームランではなくかつてタイロンウッズが放ったような豪快なホームラン。
  • ホームランを1試合3本打った坂本は凄いな。
キーワード解説

  • テラス型席とは?
  • 被本塁打とは?
  • 本塁打とは?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。