巨人・田中将大投手、春季キャンプでフォームを“魔改造”

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巨人の春季キャンプが行われている宮崎にて、新加入の田中将大投手(36)が久保巡回投手コーチと共に進化する投球フォームの修正に取り組んでいる様子が報じられた

従来のスタイルに加え、新たな方法を取り入れることで“魔改造”と称されるその過程は、選手自身に刺激を与えている

フォーム改造の具体的なアプローチ

田中投手は、「いろんな手応えを感じてます」と語り、体の使い方を学びながら投球フォームの見直しを行っていることを明かした

特に注意が必要なのは、ボールを二つ持ち右手で投げる練習で、見慣れないこの手法はボールの投げ方が大きく変化する可能性がある

ボールの散らばりと手首の使い方

久保コーチによれば、「うまく投げると2個のボールが連なっていくが、手首が立たず横に出てしまうとボールが散らばる」とのこと

このポイントは、一貫して「体を縦に使う」というテーマがあることを示している

ブルペンでの投球練習

田中投手はその後、ブルペンに再度入り、捕手を通常より約1メートル前に配置して投球を行った

リリースポイントを前に意識しながら、46球を軽い力感で低めに投げ込むイメージを持って取り組んでいる

「アイデアの引き出しが増えれば、自分だけでも調整ができていくと思う」と語り、36歳という年齢に関わらず、更なる進化を目指す姿勢を見せた

田中将大投手は春季キャンプで進化を続けており、久保コーチと共に新しい投球フォームの修正に取り組む姿が印象的です。歳を重ねても向上心を忘れず、新たな技術を探求する姿勢は多くの選手にとって見本となるでしょう。
キーワード解説

  • 魔改造とは?:選手が従来のスタイルから大きく変化し、改良することを指す言葉です。これは通常と異なるスタイルを試みることで、新しい技術やアプローチを取り入れることを意味します。
  • リリースポイントとは?:投球の際にボールを離す瞬間の位置のことを指します。適切なリリースポイントはボールの精度や距離に大きな影響を与えます。

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