ヤクルト・小川が新球種シンカー習得を目指すブルペン投球を実施

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復活への意気込みを込めて、東京ヤクルトスワローズの小川泰弘投手がブルペンに入り、今キャンプ最多となる100球を投じた

特に注目を集めたのは、投球の幅を広げるために習得を目指す新球種「シンカー」の初試投である

シンカーとは?

シンカーは、野球において投手が投げる球種の一つで、ボールが投げた後に急に沈むような動きをする特徴がある

これにより、打者はボールを見失いやすく、打撃が難しくなる

この球種は、特に高い浮き上がりを抑えるために、正しい握りやリリースが重要である

キャンプの2日目、小川投手は現役時代にシンカーを使いこなしていた高津監督に直接指導を仰いだ

監督は握りやリリース時の意識について伝授し、小川は「全然、できないです」ともがき苦しむ姿を見せたが、その中で新たな挑戦の重要性を感じている

「あれば凄く良い球

挑戦は必要」と小川は前向きに語った

OBコーチ陣のサポート

また、この日は元監督である古田敦也氏や真中満氏が臨時コーチとして合流し、小川にさらなる技術面での助言を行った

古田氏は特に球種に対する理解を深めるためのアドバイスを手掛けており、彼の存在は小川投手にとって大きな支えとなっている

昨シーズンは故障に悩み、キャリアワーストとなる2勝に終わった小川は、「悔しい気持ちは強い」と語る

その思いを胸に秘め、強力なサポートを受けながら再び復活を目指していく意志を固めた

小川投手の挑戦は、ただ新しい技術を習得するだけでなく、過去の悔しさを乗り越えるための重要なステップです。彼がどのように新球種を活かして復活を遂げるのか、今後のキャンプやシーズンに注目です。
キーワード解説

  • シンカーとは?ボールが急に沈む動きの球種で、打者にとって打ちにくい。
  • ブルペンとは?投手が試合前に投げ込みを行う場所。
  • OBとは?「オリジナル・ボーイ」の略で、元選手を指す。

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