訪問当日は、3日に脳梗塞で他界した「ミスタータイガース」吉田義男さんを追悼するため、首脳陣や選手たちとともに黙とうを捧げました
岡田氏にとって吉田義男さんは現役時代の恩師であり、1985年には吉田氏の指導の下、外野手から二塁手にコンバートされ、阪神は球団初の日本一を達成
岡田氏は「現役時代に監督が8人も変わったが、その中で一番の栄光を勝ち取った存在」であることをしみじみと振り返りました
岡田氏は監督時代と変わらず、ブルペンに足を運び、投手陣を見守りました
特に目を引いたのは2023年にMVPと新人王を受賞した右腕・村上頌樹投手(26)で、「村上は今年一番勝つと思う
ボールの質が全然違う」と力強く評価しました
昨シーズン、村上投手はエース級投手との対戦が多かったため、「大変なポジションだったが、今年にかける思いは強い」と期待を寄せました
一方で、昨季13勝を挙げた同じく26歳の才木浩人投手には、厳しいコメントをしました
「村上の方が平均的に見ても良い
才木は後半のパフォーマンスが悪かった」と具体的な課題を指摘し、特にフォークボールの制御について言及しました
「フォークボールが完全にボールになってしまった」と問題点を挙げ、改善を期待していることを明らかにしました
岡田氏からの高評価を受けた村上選手と、厳しい評価を受けた才木選手
両投手にとって、今シーズンのパフォーマンスが注目されています
今回の訪問は、岡田氏が吉田義男さんへの感謝の意を表しつつ、若手投手への期待を示すものとなりました。特に村上選手への評価が高い一方で、才木選手には改善を求める厳しい姿勢が印象的でした。今年の阪神タイガースは、岡田氏の期待に応える選手が現れ、さらなる成長が期待されます。
ネットの反応
岡田前監督が村上頌樹投手の投球に太鼓判を押し、その「ボールの質」が昨年と比べて全然違うと高く評価しています
ファンからは村上投手への期待が寄せられ、今年は復活するだろうという声が多く見受けられます
また、昨年の試合での成績を反省し、ピンチでより良いボールを投げることが重要だという意見もありました
村上投手が最大の力を発揮できることへの期待が強い一方で、彼の存在が阪神にとって頼もしい要素となることが期待されています
その一方で、才木浩人投手については心配の声が多く、昨年の後半戦での疲労が影響しているのではないかという意見がありました
コメントの中には、フォークボールの精度やストレートの投球スタイルについての指摘があり、今後の成長を見守りたいというファンの声も多く聞かれました
特に、彼が打たせて取るピッチングを身につけることで、スタミナを保ちながらのプレーができるのではないかという期待も込められています
全体として、岡田前監督のコメントやファンの意見からは、村上投手には大きな期待が寄せられ、才木投手には今後の成長への期待と共に慎重な観察が必要であるという温かい視線が感じられます
阪神ファンからの応援の熱が伝わると共に、選手の成長を見守る気持ちが強いことが浮き彫りになっています
ネットコメントを一部抜粋
村上才木で貯金20出来たらええよなそしたら巨人と優勝争いよ
確かに後半の才木は疲れからか良くなかったですよね。
フォーク見極められたらストレートしかなくなるから相手も準備できるので。
岡田さんだぁ~(笑) 歯に衣着せぬコメント!最高。
才木は開幕までに仕上げてくると信じたいし村上には二桁勝利を目指して頑張って欲しい。
キーワード解説
- 黙とうとは?:黙とうとは、亡くなった方を悼むために、静かに祈りを捧げることです。
- 球団とは?:球団とは、特定の地域やチームを代表するプロスポーツの団体で、選手や監督、スタッフを抱えています。
- フォークボールとは?:フォークボールは、投手が投げる変化球の一つで、ボールが急に落ちる特徴があります。バッターには打ちにくい球です。
- MVPとは?:MVPとは、「Most Valuable Player」の略で、特に優れたパフォーマンスを見せた選手に贈られる賞です。