巨人・森田駿哉投手、2軍キャンプで150球を投げ込み存在感示す

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巨人の森田駿哉投手(27)が9日、2軍の宮崎キャンプで4度目のブルペン入りを果たし、150球を熱投しました

この日の投球は、時の経つのも忘れるほどの集中力を持って行われ、彼のパフォーマンスが際立った瞬間となりました

受けた尾中ブルペン捕手は「110球からいいよ!」とコメントし、森田選手の球質が影響力を持ち始めたことを示唆しています

投球後、森田選手は「投げてどんどん良くなっていった

しっかりフォームを固めたかったので、数をこなせてよかった」と語り、充実感を表現しました

セットポジションを重視した練習

森田選手は、約100球をセットポジションから投げたことに対して、「ランナーを置いてやることがほとんど

重点的にやりたかった」と説明しました

セットポジションとは、投手がボールを受けた捕手に対して投げるための基本的な構えのことです

この姿勢からは、ランナーがいる状況での実戦的な投球が求められます

山口2軍投手チーフコーチも、「セットの方が得意だと思う

ランナーが出たときに強いのはいいこと」と評価を与え、森田選手の強みを認識していることを示しました

投球後には同コーチと共に今後の課題を確認しており、「同じ左(投手)なので、どういうラインを出すか細かく確認した」としっかりとした調整を続けていく意欲を見せました

手術からの復帰と今後の展望

森田選手は2023年のドラフトで2位指名を受けて入団しましたが、昨年の4月には左肘の手術を受け、1軍登板がありませんでした

焦らずとも今後の成長を着実に進めている森田選手

185センチの身体を持つ左腕は、確かな一歩を刻んでいます

森田投手の今後の成長にも期待が寄せられており、今後の2軍での成績や1軍昇格のチャンスなど目が離せない展開が続きそうです

今回の森田投手のブルペンでの投球は、彼のキャリアにおける重要な一歩となるでしょう。肘の手術からの復帰を果たし、自身のフォームを確立しつつある森田選手。その姿勢からは、確実に前に進む意志が見受けられ、ファンやチームメイトの期待も高まっていることが伺えます。
キーワード解説

  • ブルペン:試合の前に選手が調整するための練習場。投手が実践的な投球を行う場として重要です。
  • セットポジション:投手がボールを投げる前に取る基本的な姿勢で、特にランナーがいる状況での投球において重要なスタンスです。

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