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阪神・前川右京選手、左投手撃ちを意識した打撃改革で躍進を誓う

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阪神タイガースの前川右京外野手(21)は10日、デイリースポーツのインタビューに応じ、2025年シーズンの目標として「打率3割、70打点」を掲げ、左投手に対する圧倒的な打撃力を誓った

前川選手は今キャンプにおいて体重を4キロ増し、和田1・2軍打撃巡回コーディネーターと共に打撃改革に取り組んでいる

選手間のコミュニケーションの重要性

前川選手は、1軍でのチームメイト近本選手とのコミュニケーションが増えたことを喜び、「近本選手から多くを学んでいる」と語った

特に中野選手からは、左バッターとしてのバッティング技術についてアドバイスをもらい、コンタクトやタイミングの取り方を重点的に質問していると言う

質の高い練習への取り組み

キャンプ中の練習には変化が見られ、前川選手は「質のある練習を心掛け、ダラダラすることなく集中して取り組んでいる」と話す

具体的には、バッティングの際の心の整理を重視し、効率的な練習に取り組んでいる

下半身の強化と打撃向上

前川選手は体重増加を「打球が強くなった」と感じており、肉体改造の方針として下半身の強化に注力している

体幹を鍛えることで、打球の角度を良くする工夫も行っており、理想の打球は「弾丸ライナーでフェン直」と明かした

守備に対する意識の変化
守備練習にも積極的に取り組んでいる前川選手は、投げる体勢の重要性を意識し、より高いレベルでの守備を目指している

「楽をせず、しっかり捕ること」が自分の課題だと語り、これまでの意識の低さを反省している

今後の展望

前川選手は、「ファーストミットを持参し、どこでも守れる意識で臨んでいる」としつつ、レフトを極めることが重要だと述べている

外野争いが激化する中で、「打たないと話にならない」と強調し、まずは打撃力を証明することが肝心であると締めくくった

阪神・前川選手の取り組みは、プロとしての意識向上を伺わせる内容でした。選手同士のコミュニケーションが活発になっていることも、チーム力を高める要因となるでしょう。打撃と守備両面での成長を目指す姿勢は、若手選手の模範とも言えます。
キーワード解説

  • 打率とは?:打率は、選手が打席に立った時にヒットを打つ確率を示す指標で、高ければ高いほど良いとされます。
  • 打点とは?:打点は、選手が自身の打撃によって得点をもたらした回数を示し、チームへの貢献度が高いほど評価されます。
  • 肉体改造とは?:肉体改造は、体を強化するためのトレーニングや栄養管理によって、選手のパフォーマンスを向上させることを指します。

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