しかし、期待通りに成長する選手がいる一方で、実力を発揮できずに退団してしまう選手も多くいます
ここでは、近年の読売ジャイアンツが指名した中で、期待に応えられなかった選手たちの軌跡を追います
村田透
・投打:右投左打・身長/体重:183cm/83kg・生年月日:1985年5月20日・経歴:大体大浪商高 - 大阪体育大・ドラフト:2007年大学生・社会人ドラフト1巡目 村田透選手は、ドラフト1位で読売ジャイアンツに入団しましたが、プロとしてのキャリアは順調とは言えませんでした入団からわずか3年間で一軍に登板することもなく、戦力外通告を受けてしまいました
彼の経歴は大体大浪商高から大阪体育大学に進学し、大学生・社会人ドラフトで指名されたことに始まります
入団後は、二軍でも目立つ成績を残せず、2010年オフに戦力外となります
その後、村田選手はアメリカのクリーブランド・インディアンズとマイナー契約を締結し、2015年にメジャーデビューを果たします
メジャーでの登板はわずか1試合でしたが、マイナーリーグでは最多勝を獲得するなど実績を残しました
2017年に日本ハムに移籍後、プロ初勝利を記録
さらに翌年の2018年には、18試合に登板して6勝3敗、防御率3.27という好成績を残しました
しかし、2021年限りで日本ハムを退団し、その後はオーストラリアやドイツなど異国のリーグでもプレーを続けています
村田透選手の経歴は、プロ野球選手としての厳しさを教えてくれます。期待されながらも、実力を発揮できないまま去る選手も多く、夢を追う厳しさを実感させられます。また、彼のように一度は挫折を経験した後でも、海外で再起を図る選手もいることに勇気を与えられます。今後、どのような選手が台頭してくるのか楽しみです。
キーワード解説
- ドラフト1位とは?:プロ野球や他のスポーツにおいて、ドラフト制度の下で最初に指名されること
- 戦力外通告とは?:選手がチームから契約を解消され、選手契約が終了すること
- メジャーデビューとは?:海外のプロスポーツリーグ、特にメジャーリーグで初めて試合に出場すること
- 防御率とは?:投手の成績を示す指標の一つで、与えた自責点を投球回数で割った数値

