ライブBPとは、投手が実際の試合に近い状況で打者に対して投球する練習方法で、選手の状態を確認するための重要な機会です
この日、ネルソンは井上選手と高寺選手を相手に投球を行い、合計25球を投じました
その中で、背中に死球を与えるなど制球に苦しむ部分も見られました
ボール球は12球を記録し、実際の打席での精度向上が今後の課題とされています
しかし、安打性の打球は1本のみという結果から、クリンナップと呼ばれる打順一の安打を生む力を見せています
また、同じく来日3年目となるジェレミー・ビーズリー投手(29歳)もこの日のライブBPに登板しました
彼は、井上選手と高寺選手を相手に21球を投じ、こちらも安打性の打球は1本、ボール球は8球という結果でした
ビーズリーの投球も課題克服の必要を示してじますが、早期に調整を終えられる期待が寄せられています
今後のキャンプでの練習を通じて、両投手の成長が見込まれると共に、阪神タイガースの強化が進むことが注目されています
阪神タイガースのニック・ネルソン選手がライブバッティングでの初投球を終え、制球の安定性に課題を残しましたが、安打性の打球を抑える結果を出しました。今後の練習での成長が期待されます。
キーワード解説
- ニック・ネルソンとは?阪神タイガースの新外国人投手で、フィリーズから移籍した選手です。ポジションは投手で、来日後初めてのライブBPに登板しました。
- ライブBPとは?ライブバッティングの略で、投手が実際の打者に対してボールを投げる練習です。打者にとっても実戦を意識した実践的な練習になります。
- 制球とは?ピッチャーが意図した場所にボールを投げる能力のことです。制球が乱れると、ボールをストライクゾーンから外れた位置に投げてしまい、打たれやすくなります。