広島ドラフト2位・佐藤柳、投球練習で富士大バッテリー再結成

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2025年2月13日、沖縄で行われた「広島春季キャンプ」では、広島東洋カープのドラフト2位、佐藤柳之介投手(22歳、富士大学卒)がブルペンに入り、同じく富士大学出身の渡辺悠斗内野手(22歳)との“富士大バッテリー”を再結成しました

佐藤投手は、捕手として渡辺選手のミットを狙い、39球を投げ込みました

かつて大学時代に何度もバッテリーを組んだ2人ですが、渡辺選手はプロ入り後、内野手として登録されているため、捕手への再挑戦が求められています

このキャンプで彼が捕手としての役割を果たすことは、彼にとって重要なアピールの場となり、プロでの出場機会を増やすための良いステップとなることでしょう

佐藤投手は自身の投球について、「久しぶりに渡辺と組むことができて嬉しかった

大学時代からの信頼があるので、いろんなことを気づいてもらえる点が投げやすく感じた」と振り返り、大学時代のバッテリーコンビが再び息を合わすことを喜びました

さらに、佐藤投手は黒田博樹球団アドバイザーから助言を受けながら、スプリット(分かれ球)を改良中であることにも言及

スプリットは主にストレートに近い軌道で投げた後、手元で急に落ちる球種で、打者を翻弄するための重要な武器となります

新井監督は佐藤投手の投球について、「打者の手元まで真っすぐに見えるから、あれなら十分通用すると思う」と高評価を与えました

佐藤投手は「先輩たちに食らいついてアピールしていきたい」と意気込みを明かし、富士大コンビの再結成が競争をさらに活性化させることを期待されています

広島カープのキャンプでは、大学時代のバッテリーが再結成され、意義深い練習が行われています。佐藤投手が渡辺選手と共に成長し、チーム内競争が活性化する様子は、ファンだけでなくチームにも新たな刺激を与えることでしょう。
キーワード解説

  • ブルペンとは?試合に出場しない選手がピッチング練習を行う場所で、選手はそこで実戦に備えて投球を行います。
  • スプリットとは?投手が投げる球種の一つで、ストレートに似た軌道から急に落ちる特徴を持つため、打者にとっては打ちづらい球です。
  • 捕手とは?チームのピッチャーを支えるポジションで、投球を受ける役割に加え、サインを出したり守備支持をしたりします。

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