与那嶺選手は、昨秋から今春のキャンプにテスト生として参加し、15日からは1軍キャンプに合流する
彼の大伯父である与那嶺要氏は、巨人や中日で活躍し、中日の監督も務めた人物で、その愛称は「ウォーリー」として知られている
与那嶺選手は沖縄県名護市内の入団会見で、「自分もずっと日本でプレーしたい気持ちがあった」と、念願がかなった喜びを表現した
与那嶺選手は、10歳の時に大伯父が亡くなっており、直接的な交流は少なかったが、約10年前に著書を読んでその偉大さを知り、プレー映像も視聴した経験がある
「ウォーリーさんの日本プロ野球への影響は非常に大きかったと思います
プレッシャーはありますが、与那嶺という名前に恥じぬよう頑張りたい」と意気込みを語った
経歴の背景として、高校卒業後は米マイナーリーグで4年間、独立リーグで2年間プレーしている
与那嶺選手の魅力は、俊足巧打のウォーリー氏とは異なり、スケール感のある強打であるという点だ
会見に同席した栗山英樹チーフ・ベースボール・オフィサーは、「クセのない打ち方で、あれだけしっかりバットを振っていけるのは可能性がある」と、その打撃の長所を評価した
また、日本にレジェンドと同じルーツを持つ若手選手に対し「そういう縁もすごく意味があると思っている」と期待感を示した
| マイカ与那嶺選手のプロフィール | |
|---|---|
| 生年月日: | 2000年10月10日 |
| 年齢: | 24歳 |
| 出身地: | 米ハワイ州 |
| 身長/体重: | 190cm / 99kg |
| ポジション: | 捕手、一塁手 |
| プロ入り: | 2019年MLBドラフト29巡目でフィリーズ入り |
| 昨季成績: | 打率340、24本塁打、96打点（米独立リーグ・ボイシー・ホークス） |
| 背番号: | 150（ハワイが米国50番目の州に因む） |
| 好きな日本食: | カレー |
| 年俸（推定）: | 450万円 |
キーワード解説
- 育成契約とは？: 育成契約は、選手がまだプロとして確立されていない段階で、その成長を支えるために結ばれる契約形態です。育成選手は限られた枠でチームに所属し、育成に専念します。
- 捕手とは？: 捕手は、野球において投手の投球を受け止める役割を担う選手です。試合の戦略を指揮し、守備面でも大切なポジションとなっています。
- スケール感のある強打とは？: スケール感のある強打とは、力強い打球を打てる能力を指します。このような打者は、長打を狙う一発のパワーを持っていることが期待されます。
