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巨人の荒巻悠、練習試合でプロ初安打&初長打を記録

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◆練習試合 巨人4―3サムスン(16日・那覇) 読売ジャイアンツ(巨人)のドラフト3位選手である荒巻悠内野手(22)が、16日に行われた韓国・サムスンとの練習試合で素晴らしいパフォーマンスを見せた

この試合が今年の巨人にとって初の対外試合となり、荒巻選手は「6番・一塁」のポジションで出場

持ち味である長打力を発揮し、逆方向の左中間への二塁打を放ち、プロにおける初安打と初長打を達成した

試合は荒巻の活躍が光った

3回裏、1死の場面で、相手投手ユク・ソンヨプから外角の変化球を捉え、左中間のフェンスを越えずに一度バウンドさせて二塁打にする

この打撃には「逆方向への長打は自分の持ち味

初安打でそれが出せたことが自信になった」と本人がコメントしている

この発言からも、彼が自信を深めていることが分かる

また、荒巻選手はただ打撃面だけでなく、守備でも魅力を発揮した

特に一塁守備では、3回に鋭いライナーを難なくキャッチし、さらに5回には三塁にポジションを移してからも痛烈な打球を横っ跳びで掴むなど、守備力もアピール

彼自身も「守れなければ試合に出られないと思って練習してきた」と意気込みを語り、日々の練習の成果を見せている

監督の阿部氏は、「彼は粘り強いバッティングをし、強いスイングができる」と高く評価

一方で、7回には見逃し三振という反省点もあった

しかし、荒巻選手は今後の開幕1軍メンバー入りを目指して努力を続ける意志を示している

選手のプロフィール

荒巻悠選手は、2002年12月23日、福岡・久留米市出身

身長は184センチ、体重は93キロの大型内野手

投打は右投左打であり、福岡の祐誠高校から上武大学を経てプロ入りした

上武大学では公式戦で10本のホームランを記録し、リーグ戦では推定140メートルを飛ばす打球も打っている

荒巻悠選手のデビュー戦は多くの期待を背負う中で行われ、彼の持ち味である強打や守備でのプレーが光った。特に二塁打は彼の将来に対する希望を抱かせるもので、ファンからの期待も大きい。今後の成長に注目が集まるところだ。
キーワード解説

  • ドラフト:プロ野球選手を選抜するための選定行為。高校や大学、社会人野球などから選手を指名し、契約を交わす。
  • 長打力:ボールを遠くに飛ばす力のこと。ホームランや二塁打、三塁打を含む。
  • 出塁率:選手が打席に立った回数のうち、どれだけの割合で出塁(塁に出ること)できたかを示す指標。高いほど選手の打撃技術が高いと言える。
  • 守備:野球におけるプレーで、相手チームの攻撃に対してアウトを取る役割を担う。野球ではエラーを減らし、相手の得点を防ぐことが重要。

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