阿部監督は、昨年の就任1年目にチームをセ・リーグ優勝に導いたが、今季の目標は“忘れ物”を取りに行くことだと語った
春季キャンプでの取材
この日は、巨人の宮崎キャンプを訪れた石橋が、阿部監督にインタビューする様子が紹介されたキャンプ初日、石橋から「今年は“忘れ物”を取りにいくシーズンでしょうか?」と問われた阿部監督は、「ありがとうございます」としながら、「もう一回チャレンジしようと思います」と意気込みを示した
注目ポイントと戦略
阿部監督は、今季のチームのポイントに中継ぎ陣の安定性を挙げ、「とにかく打線で引っ張るチームをつくりたい」と期待を寄せたさらに、石橋が「大勢選手が8回、マルティネス選手が9回を担うという理想ですか?」と質問すると、阿部は「理想はそうなってほしい」と答えたが、「何があるかわかりませんので」と付け加えた
監督としての言葉の変化
昨年は選手を鼓舞するために「やってやろうじゃねーか!」と大声を掛けた阿部監督だが、今年は「おとなしく“やってやろうじゃないの”って言って」と、トーンを抑えた様子それについて石橋とのやりとりから、「新人監督で2年連続で優勝はないというジンクスがあるので、これぐらいのトーンにしています」と明かした
阿部監督の言葉のトーンの変化は、彼自身の成長を物語るものです。特に、ジンクスを意識する姿勢は、プロとしての慎重さも感じさせます。また、彼の冷静な分析と戦略が、チームの未来にどう影響を与えるか注目されるところです。
キーワード解説
- キャンプとは?野球のキャンプは、選手がシーズンを前にしてトレーニングを行う活動です。ここで選手は体力をつけたり、チームの戦略を確認したりします。
- 中継ぎ陣とは?中継ぎ陣は、試合中に先発投手が降板した後、イニングをつないで試合を守る投手たちのことを指します。彼らの活躍が勝利につながることが多いです。
- ジンクスとは?ジンクスは、特定の事柄にまつわる迷信や経験則のことを言います。スポーツの世界では、特定の行動によって結果が変わるとされる信念が多く存在します。

