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ヤクルト・村上が練習試合で鮮やかな二塁打を放つ、感謝の気持ちを胸に戦う決意を新たに

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 ◇練習試合 ヤクルト0―2中日(2025年2月20日 浦添)  東京ヤクルトスワローズの村上宗隆内野手(25)が、2月20日に行われた中日との練習試合で今年の初実戦に臨み、初打席で鮮やかな二塁打を放った

昨年12月に右肘手術を受けており、今回の試合をもって実戦復帰を果たした

村上選手は試合前に球団マスコット「つば九郎」の担当者の訃報を受け、改めて感謝の気持ちを表した

初打席で放った二塁打

 村上選手は2回の先頭打者として打席に立ち、相手投手メヒアの高めの直球を捉え、左中間を深々と破る二塁打を放った

村上選手は「やっていた練習がイメージ通りに出せた」と満足の表情を浮かべた

この二塁打は、今シーズンの期待を感じさせる素晴らしい一打だった

打席の内容と意識

 続く2打席目では、内角のカットボールをライナー性の打球で中飛

その打球は無理に引っ張ることなく、狙った方向に飛ぶことができた

彼は「インコースを攻められることを意識しており、センター方向に打てた」と答えた

2打席での内容に満足し、試合を早めに交代することになった

副主将としての新たな役割

 今季から副主将に就任した村上選手は、つば九郎の妹「つばみ」をモチーフにした「Cマーク」をつけたユニホームをまとってシーズンを戦う

つば九郎は彼の競争相手でもあるが、村上選手は「ヤクルトを支えてくれた人に感謝している」と語った

チーム全体の士気を高めるために、仲間を思いながら今季を進める決意を新たにしている

監督やチームメイトの想い
 主将の山田哲人内野手(32)は、3回の第二打席で右前打を記録し、試合を終えた

山田選手は新しいキャプテンマークのデザインを発案したばかりで、「僕もこれからもスワローズの一員として一緒に戦いたい」と新たな意思を表明した

高津監督は、「彼の若い頃からの友人であり、別れが非常に辛い」と感慨を述べた

 2月7日には球団会長の衣笠剛が他界するという悲しい出来事もあり、選手たちは悲しみを乗り越え、シーズンの成功を願いチーム一丸となって戦う決意だ

(重光 晋太郎)今回のヤクルトの練習試合では、村上選手が素晴らしい成績を残しました。特に、二塁打を放ったことは、昨年の手術から復帰したばかりの彼にとって大きな自信となったことでしょう。同僚たちや監督も彼の思いを理解し、共にシーズンを頑張っていこうという姿勢が感じられました。
キーワード解説

  • 二塁打とは? 二塁打は、バッターがヒットを打って塁に出る際に、一塁を飛び越えて二塁まで到達することを指します。
  • 内角とは? 内角とは、バッターが打席に立ったとき、体の近くにあるコースの投球を指します。
  • 副主将とは? 副主将は、チームの主将を支える役割を持つ選手で、主将不在時にはその任を引き継ぎます。

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