「やっぱり0で抑えることと安定感を出していきたいと思います」と抱負を語った高野は、練習試合での2試合で計4イニングを投げ、無失点を記録しました
特に19日の広島との練習試合では、1回17球を投げ、被安打0、1奪三振という成績を残し、続いて23日の韓国・ハンファとの練習試合では3イニングを2失点の好投
毎回の4奪三振を奪う力強い投球を見せました
投球フォームの見直しと球種の拡充
今季から本格的に先発に挑戦する高野投手は、オフシーズンに「自分の投球フォームを見てもらって、指導していただくために色々なトレーニング施設に通った」と述べ、動作解析を通じて改善に努めました動作解析とは、選手の動作を科学的に分析し、フォームを改善する手法です
この変化により、投球において新たな球種が生まれたり、既存の球種の精度が向上したという高野は、「カーブやツーシームの可能性を感じている」とコメント
また、昨季苦労したフォーク球も、最近は三振を奪うのに効果的な球として成長していると述べています
球種と戦略の新たなアプローチ
高野は以前、スライダーとフォークを中心に投球を行っていましたが、オフのトレーニングによってツーシームやカーブなどの球種が追加されたことが印象的です「球種が増えることで、投球スタイルも変わる」と彼は語り、趣旨をストレートに持ちつつ新たな投球戦略を模索していることが伺えます
さらに、昨季のデータ分析からも学び、特に2巡目や3巡目において手詰まりになる場面があったため、新たな投球スタイルを試行錯誤していると本人は述べています
今後の見通し
ロッテの先発陣は他にも多くの優秀な投手が揃っており、高野投手はその中での競争が激化していることを理解していますしかし、「佐々木朗希、C.C.メルセデスが抜けた分、自分がローテーションに入れるように頑張る」と意気込んでいる彼の姿勢は、期待感を抱かせます
開幕が近づく中、レギュラー野手との対戦回数が増えることで、安定した投球を続けることができるかが、開幕ローテーション入りへの鍵となりそうです
今季のロッテで高野脩汰選手が先発として重要な役割を担う可能性が高まっています。オフに行った動作解析による投球フォームの見直しや、球種の多様化が成功したことで、以前よりも強力な投手として進化した印象を受けます。彼の今後の成長が楽しみです。
ネットの反応
ロッテの高野脩汰投手が、対外試合で4回無失点の好投を見せ、自身のローテーション入りへの意気込みを語っています
この評価がファンの間で高まる中、高野は佐々木朗希、C.C.メルセデスがチームを離れた影響を受け、自身の出場機会を増やそうとしています
多くのコメントが寄せられ、彼の投球スタイルやパフォーマンスに注目が集まっています
特に、その投球フォームが「漫画投げ」と称されるなど、ユニークな視点を持つファンもおり、期待される存在となっています
さらに、他の若手投手たちも良いパフォーマンスを見せており、チーム内の競争が激化していることがコメントから読み取れます
高野選手が安定したパフォーマンスを続ければ、ローテーション入りの可能性が高まると多くのファンが期待する一方で、経験豊富なベテラン選手たちとのかかわりや、他の候補投手との競争についても言及されています
全体として、高野投手への期待が高まり、チーム全体の活気と士気が上がっている様子が伺えます
この時期の若手選手の成長とチーム力の向上が今後のシーズンにおいて重要な要素となるでしょう
ネットコメントを一部抜粋
腕の振りに比してボールが遅れてくる感じ。
今年は、投打ほぼ全ての選手が好調!という年があってもいいじゃないか、人間だもの。
高野が安定感を出した投球を続けてくれれば、ローテ入りのチャンスはある。
朗希がいなくなったお陰で若手投手が躍動してる。
威力抜群のストレートにカウントも空振りも取れるフォークが合わさってまじで良い投手に仕上げてきたなって思う。
キーワード解説
- 動作解析とは?選手の動作を科学的に分析し、フォームを改善する手法。
- ツーシームとは?ストレートに似た球種で、少し横に曲がるため打者にとって打ちにくいボール。
- カーブとは?投球するときにボールが弧を描くように落ちる球種で、打者を惑わせる効果がある。
- フォークとは?ボールが急激に落ちる球種で、三振を奪うのに有効。
- 先発投手とは?試合の初めに投げる投手で、長いイニングを投げることが期待される。

