今回の投球は「60~70%ぐらい」の力で行われ、32球を投げた中には高速シンカーやスライダーといった多彩な球種も含まれていた
この投球によってマルテの実力を測ることができる重要な一歩となった
投球後、マルテ投手と井上監督、3人の投手コーチ、捕手の木下と宇佐見、さらには通訳2名を含む9人は、その場で緊急の青空会議を実施
名古屋に戻ってからの実戦登板に向けた戦略を話し合ったという
会議後、マルテは本塁後ろで捕手陣と構えや配球に関するコミュニケーションを行い、「どういう状況でどういう球を投げたいかの確認」を通じて、自身の考えを伝えた
中日は6日にマルテの獲得を発表し、彼は19日にチームに合流したが、その後すぐにバント処理やけん制の練習にも取り組む熱心さを見せた
マルテ自身は「次のシート打撃へと進むと思う」とコメントしており、名古屋での実戦に向けて緊密に調整を続けている
最速161キロを誇る右腕が急ピッチでシーズン開幕に向けて仕上げている期待が高まる
ジュニオル・マルテ選手のブルペン投球は、彼の調整過程と今シーズンの中日における重要性を示しています。捕手陣とのコミュニケーションをしっかり取ることで、より良いパフォーマンスを発揮できるスムーズな連携が期待されます。また、彼が持つ多彩な球種はチームに新たな強みをもたらすことでしょう。実戦投球に向けた調整がどのように進むのか、注視していきたいところです。
ネットの反応
中日ドラゴンズの新守護神候補としてマルテ選手が来日初ブルペンで32球を投げたというニュースに対し、ファンや野球関係者からのコメントが多く寄せられました
彼は「60~70%ぐらい」の力で投球し、高速シンカーや直球を交えて見せました
この投球に対してファンは期待を寄せる一方で、マルテ選手の過去の成績を引き合いに出し、不安を感じている声もありました
具体的には、21年は0勝3敗4セーブ、防御率3.49、23年には1勝1敗、防御率5.03といった成績があるため、引き続きパフォーマンスに注目が集まっています
コメントの中には他の候補選手である清水選手や松山選手の名前も挙がり、彼らの競争やチーム内の投手陣のレベルの高さについての意見もありました
ネットコメントを一部抜粋
開幕一軍に間に合うのか?
マルテがそのままライマルの枠にすっぽりハマれば中日としてはありがたいでしょうね。
優良助っ人であってほしい。
中日がAクラスかもよ。
マルテは制球しだいだと思う。
キーワード解説
- ジュニオル・マルテとは?:中日ドラゴンズに新たに加わった投手で、フィリーズから獲得された。彼は最速161キロの右腕であり、チームの守護神として期待されている。
- ブルペン投球とは?:ピッチャーが試合の前に、ボールを投げ込む場所で行う練習のこと。試合に向けた調整や調子を確認するために重要な役割を果たす。
- シート打撃とは?:打撃練習の一種で、投手がマウンドに立ち、打者がその投球を打つ形式の練習。実戦を想定した練習で、選手の成長に繋がる。

