愛工大名電高卒で4年目を迎えた田村選手は、1軍キャンプを完全走破し、さまざまな練習を通じて能力向上を図った
若手選手の猛練習
広島のキャンプでは、若手野手はかつての猛練習を復刻したようなロングティー練習が毎日行われている田村選手もこの練習に参加し、「しっかり振り込んで量も振ったので、すごく力になっていると思います」とその成果を実感している
しかし、対外試合では18打数無安打と結果が出ていない
新井監督からの指導
田村選手は、新井貴浩監督(48歳)からの助言を受けながら試行錯誤を続けている「上半身の動きを気にしすぎると、回転が大きくなってしまうので、回転を減らすためにノーステップで打つ練習をしています」とのこと
ノーステップとは、テイクバックの姿勢で足を固定し、スイング時のバランスを取りやすくする方法である
本州での本格的なオープン戦
沖縄キャンプ終了後、チームは3月から本州に戻り、オープン戦が始まる田村は「結果が出ていないですけど(球の)見え方とかはずっといいので、これからは結果が出るような、いい準備をして試合に臨みたい」と語り、前向きに取り組んでいる
昨年の苦い経験を乗り越えて
昨年は初めて開幕スタメンを果たしながら、出場37試合で打率1割9分8厘と結果を残せなかった経緯があるしかし、今シーズンは侍ジャパンにも選出されており、その能力には多くの期待が寄せられている
結果が伴えば、定位置も近づいてくるだろう
田村選手は沖縄キャンプを経て、向上心を持ちながらも結果が出ていない現状に自覚を持って取り組んでいる。新井監督からの指導や自己分析を通じて、シーズンに向けた準備を強化している様子が窺える。
ネットの反応
広島東洋カープの4年目選手、田村俊介選手が1軍キャンプを無事完走したものの、対外試合では無安打という結果に終わり、ファンのコメントには多くの期待と不安が入り混じっています
田村選手は昨年のシーズンにおいて期待されたものの、成績が奮わず、「幻想を追い求めている」といった厳しい指摘も寄せられています
また、彼が持つ高い能力が活かしきれていないとの意見も多く見られています
一方で、ファンからは「今年こそは期待したい」といった温かい声も上がっており、今後の成長を見守っている様子が伺えます
「プレッシャーかもしれないが、何とか頑張ってほしい」と述べるファンも多く、田村選手に対する期待は尽きません
また、同年代の選手たちとの比較や、今後の成績によって外野手としての立場がどうなるかについても議論が交わされています
さらに、田村選手の成長にはコーチング体制が重要だとの指摘もあり、「環境が整わない限り、選手の成長は難しい」という意見が見受けられます
ファンは、彼の今後の躍進に期待しつつも、過去の成績が影響を与えていることを理解しているようです
全体として、田村選手への期待と不安が同居している状況が浮き彫りになっています
ネットコメントを一部抜粋
抜きんでた活躍も結果もなく、去年のオープン戦時期の名残を頼りに幻想を追い求めるような記事なんだけど、公式戦での勝利を呼び込む攻守が続いてこそ信頼が勝ち取れるというもの。
昨年の今頃は、やることなす事が上手く行き捲りで、侍にも召集されあとは結果出すだけだったが、結局は不甲斐ないシーズンに終わったな。
田村選手はドラフト時は同じタイプのタイガース前川選手と双璧だと思っていたが、前川選手が一歩リードしたように見える。
期待値が高すぎるので本人もプレッシャーかと思いますが、それでも期待してしまいますよね。
チーム全体の貧打の責任は打撃コーチにもあるぜ!?今期がダメなら監督コーチ総退陣してくれ!
キーワード解説
- ロングティーとは?:ロングティーは、バッティング練習の一種で、ティーの上に置かれたボールを打つ練習を繰り返すことで、打撃力の向上を目指す方法です。
- ノーステップとは?:ノーステップは、バッティングにおいて、足を動かさずにスイングする練習方法で、体重移動を工夫することでバランスを保ちやすくします。