35歳という年齢で迎えたオールドルーキーとしての初登板ですが、彼は堂々とした投球を見せました
投球内容とピッチングスタイル
菅野はこの日、2回を投げて2安打無失点、1四球の内容で、計28球中17球がストライクという安定した投球を展開しました最速150キロの直球をはじめ、カットボールやスプリットなど多彩な球種を駆使し、メジャーの打者たちを翻弄しました
初回のピッチング
初回、菅野は先頭バッターのファムに対して148キロの直球を投げ、見逃しストライクを設定続く打者に対しては140キロのカットボールを打たれて三塁内野安打とされましたが、直後には強打者レイノルズ相手にスプリットで二ゴロ併殺を奪い、ピンチを切り抜けました
二回のピッチング
二回では、23歳の有望捕手ロドリゲスをカットボールで三飛に打ち取り、続けてヘイズをカーブで右飛に打ち取りますしかし、フレイジャーにヒットを許し、一、二塁のピンチを迎えました
最終的な結果
菅野は追い込まれた後も冷静さを保ち、昨季3Aで16本塁打を記録したホールに対しては、連続スプリットで空振りを奪い、最終的には150キロの直球で二ゴロに打ち取って、予定の2イニングを終えました降板後のインタビューでは、緊張感について尋ねられ、「NO」と笑顔で答えており、余裕を見せました
菅野は昨オフ、海外FA権を行使し、オリオールズと1年1300万ドル(約20億円)で契約
今後のパフォーマンスが期待されます
菅野智之のメジャーでの初登板は多くのファンに注目されました。35歳での挑戦ということで様々な意見が飛び交う中、彼は緊張を微塵も見せず、持ち味を発揮したことは大きな成果と言えるでしょう。これからのシーズンへの期待が高まります。
キーワード解説
- オールドルーキーとは? プロスポーツにおいて、通常のキャリアパスとは異なり、年齢を重ねた選手が新たにチームに加わることを指します。
- カットボールとは? 直球と同じ握りで投球される変化球です。バッターには直球と見分けにくいが、わずかに横に曲がります。
- スプリットとは? スプリッターとも呼ばれ、投げる際の指の使い方が特徴的な変化球です。落ちる特性があり、バッターにとっては打ちづらい球種です。