中日球団、新しい観客席「ホームランウイング」と「アリーナシート」を2026年シーズンに導入

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中日球団と株式会社ナゴヤドームは27日、2026年シーズン開幕前に新たな観客席「ホームランウイング」と「アリーナシート」と呼ばれる2つの座席を新設することを発表しました

ホームランウイングの詳細

「ホームランウイング」は、グラウンドの左中間と右中間を狭める形で設置される新しい観客席です

各約130席の座席が設置されることで、本塁から左中間および右中間の最深部への距離が6メートル短縮されます

具体的には、現在の116メートルから110メートルに変更され、これによりホームランが出やすくなります

また、フェンスの高さも100センチ低く設定され、現在の480センチから360センチに縮小されます

この変更により、スラッガーたちの長打が期待できる環境が整います

アリーナシートの設置

「アリーナシート」は、外野のファウルエリアに新たに増設される座席で、既設のフィールドシートよりもさらにフェアグラウンドに近い位置に配置されます

1塁側と3塁側にそれぞれ約50席が設置される予定です

ファンは選手のプレーをより間近で観戦できる機会が増えることになります

中日のホームラン問題

バンテリンドーム(名古屋)の特性として、本塁打が出にくい球場として知られています

中日は2019年から2023年までの5年間で、12球団の中で本塁打数が最も少ない成績となっており、選手や首脳陣、ファンからは「ラッキーゾーン」の設置が求められる声も上がっていました

新たな座席の設置により、今後は打撃においての改善が期待されます

中日球団の新しい座席の導入は、ファンにとって新たな観戦体験を提供するだけでなく、選手にとっても本塁打を打ちやすくする環境作りを目指している点が評価されます。これにより、試合展開も大きく変わる可能性があります。
ネットの反応

中日ドラゴンズがバンテリンDに新設する「ラッキーゾーン」に関するコメントは多様で、ファンの意見や懸念が反映されています

まず、狭くなる外野に対して「ホームランが出やすくなるのは選手にとって有利」という期待が寄せられていますが、同時に「他チームにとってはラッキーになるのでは」という懸念もあります

特に、対戦相手が喜ぶのではないかという声が多く見受けられました

また、「東京ドームと同じサイズになるのでは」との意見もあり、独自性の重要性が強調されています

さらに、選手の怪我を懸念する声もあり、「フェンスの形状に配慮すべき」との意見が出ています

また、「選手が怪我しないように」との声が強調されているのも印象的です

その他、ホームランの発生がどのように影響するかについて「打たれる数も増えるかも」と心配する意見や、チケットの獲得競争が激しくなるとも言われており、観客の観戦体験にも言及されています

これらのコメントから、バンテリンDの改修が単にスタジアムの物理的な変更だけでなく、選手、チーム、ファンすべてに様々な影響を与える可能性があることがうかがえます

ネットコメントを一部抜粋

  • ホームランの出にくい球場もいいと思うけどね。
  • 中日より対戦相手の方が喜ぶような気がする。
  • これは東京ドームと寸法とうりふたつだ。
  • 狭くなっても昔のナゴヤ球場ほどではない。
  • ラッキーゾーンで選手目線で観戦可は大歓迎です。
キーワード解説

  • ホームランウイングとは?ホームランウイングは、プロ野球の球場に新設される観客席で、選手のホームランを期待できるようになっています。
  • アリーナシートとは?アリーナシートは、フェアグラウンドに近い位置に設定された観客席で、観客が選手のプレーをより近くで楽しむことができる場所です。
  • ラッキーゾーンとは?ラッキーゾーンは、本塁打を打ちやすくするために設けられる特別なエリアのことを指し、球団によっては戦略的に設置されます。

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