台湾の至宝・孫易磊、凱旋登板で支配下契約アピールへ

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 日本ハムの育成右腕・孫易磊(スン・イーレイ、20)が、母国である台湾のマウンドで凱旋登板を果たす

2月28日、彼は台湾シリーズ初戦で先発することが決定しており、最速157キロを誇るスーパー投手としての成長をアピールする絶好の機会と言える

 「試合任せたよ」と語った新庄剛志監督(53)の期待を背に、孫は練習で調整を重ねた

彼は支配下契約を目指しており、母国での投球がそれをグッと引き寄せるチャンスと捉えている

2月の練習には、キャッチボールを含むトレーニングを行い、万全の状態で試合に臨む

 彼の昨季の成績も注目に値する

2023年9月に育成契約を結んで以来、2軍で15試合に出場し、25回2/3を投げて24奪三振を記録

彼は150キロ台の速球を武器に、下馬評通りのポテンシャルを示している

また、台湾で行われた2026年WBC予選ラウンドでも好投を見せ、特に2月25日のスペイン戦ではピンチを凌ぎながら0点に抑える見事な投球を披露している

 日本ハムの方針としては、彼をじっくりと育成する考えだが、新庄監督は「早く1軍での起用を検討したい」と発言

指揮官は投球内容次第では、早期の支配下契約を視野に入れていることを示唆している

現在、残りの支配下枠は4つ

同じ右腕の清宮虎(最速161キロ)や松岡なども昇格を狙っており、孫にとっては1軍首脳陣の前での登板は絶好のアピールの場となる

 「自分の体は異常がなくて順調

いつもの自分を見せるだけ」と語る孫

日本ハムのユニフォームを着て初めて立つ母国のマウンドで、彼の能力を最大限に発揮し、飛躍のきっかけをつかむことができるだろうか

孫易磊選手の母国での凱旋登板は、彼にとって特別な意味を持ちます。それにより、プロ野球の舞台でのポテンシャルを発揮し、支配下契約を勝ち取るチャンスとなります。新庄監督の期待にも応えたいという意欲が感じられるため、今後の投球が非常に楽しみです。
キーワード解説

  • 凱旋登板とは? 母国や出身地での試合に出場することを指し、選手がその地で特別な意味を持ってプレイすることを表現します。
  • 支配下契約とは? プロ野球チームが選手を正式に契約し、1軍でのプレーを許可する契約形態のことです。選手にとっては大きなステップアップとなります。
  • 育成契約とは? 正式な契約ではなく、選手が成長する過程でチームに所属する契約の形態を指します。育成契約選手は基本的に2軍での活動が中心です。

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