背番号80のユニフォーム姿でマウンドに登場した岡田顧問は、約4000人のファンから大歓声を受けました
岡田顧問が投じた第1球は、ワインドアップから放たれたもののホームベースの前でショートバウンドしてしまい、思わず苦笑いを浮かべました
試合前の緊張感を和らげるようなアクシデントでしたが、最後にはこの日の先発投手である門別選手と笑顔で握手を交わし、スタンドに向けて手を振りながらグラウンドを後にしました
今回の始球式は新しい球場のこけら落としということで、岡田顧問は「久しぶりにボールを投げた」とコメント
「この日が球団90周年のスタートにあたることから、ここで新しい1年が始まることを嬉しく思う」と続けました
また、二軍の試合ながらもチケットは完売となり、「お客さんが入った方が刺激になるし、無人の状態とは全然違う
これは選手たちにとっても張り合いが出ると思う」とファンの存在の重要性を語りました
今回の岡田顧問の始球式は、阪神タイガースにとって新たなスタートを切る大切な瞬間でした。野球界では普段からファンの存在が選手たちに与える影響は非常に大きいため、今回の観客の反応も選手たちのプレーに良い影響を与えるでしょう。新設されたスタジアムが、多くのファンとともに歩んでいくことを期待したいです。
キーワード解説
- 岡田顧問とは? 阪神タイガースのオーナー付顧問で、元選手としての経験を活かし、チームのサポートを行っている人物です。
- 始球式とは? 野球の試合開始前に特別なゲストが球場で投球を行うイベントで、観客を盛り上げる役割があります。
- ワインドアップとは? ピッチャーがボールを投げる前に行う準備動作のことで、投球のリズムを作る大事なステップです。
- ショートバウンドとは? 投球が地面でバウンドして、捕手の前で跳ね返ってしまうことを指します。
- こけら落としとは? 新しい施設の最初の試合やイベントを指し、その施設の開設を祝う意味があります。