巨人・阪神が新球場オープン記念試合を実施
2025年3月1日、東京都稲城市に新たに開業した巨人のファーム球場「ジャイアンツタウンスタジアム」で、ヤクルトとの開業記念試合が行われたこの試合は、若手選手たちが新しい舞台で力を発揮する機会となり、2694名のファンが声援を送った
同日、兵庫県尼崎市では阪神の新二軍施設「日鉄鋼板SGLスタジアム尼崎」もオープンしており、両球場の同時開業が話題となった
試合の1回、巨人の1番バッター・オコエが右前打を放ち、新球場初安打を記録した
5回には、ドラフト1位ルーキーの石塚裕惺(ゆうせい)が先頭打者として左前打を放ち、一死一、三塁のチャンスを作る
この場面で途中出場の若林が犠牲フライを打ち、試合が1-1の同点となった
引き分けに終わったこの試合では、選手たちの臨場感あふれるプレーが多くのファンに感動を与えた
特に守備で好プレーを見せた石塚選手は、「記念すべき試合に立ち会えて、堂々とプレーできた」とのコメントを残し、嬉しそうに振り返った
新球場の開業を祝うセレモニーには、桑田二軍監督が登壇
「選手たちがこの素晴らしい球場で経験を積む姿を温かく見守ってほしい」とファンに呼びかけた
続いて行われた始球式では、歴代監督の堀内恒夫(つねお)、原辰徳(はらたつのり)、高橋由伸(たかはしよしのぶ)が参加し、ノーバウンド投球を披露した堀内監督は「僕らもこういう球場でやりたかった」と感慨深く語った
阪神の新二軍施設でもオープニングゲーム開催
同日、阪神の新二軍施設では広島二軍とのオープニングゲームが行われ、4178名のファンが来場ファンは次世代の選手たちに熱い声援を送った
阪神は今年、球団創設90周年を迎えている
始球式には前監督・岡田彰布(あきのぶ)オーナー付顧問が登場し、「記念の年にここにいることができてよかった」と語った
試合は5-5で引き分けとなった
今回の新球場オープン記念試合は、若手選手たちが新たな舞台で自分の力を示す貴重な機会となりました。また、選手が観客との距離が近い新球場でのプレーは、ファンにとっても特別な体験だったことでしょう。新たなスタートを切った球団が今後どのような成長を遂げるのか、期待が高まります。
キーワード解説
- ファーム球場とは? プロ野球チームが育成選手を試合で起用するためのグラウンドで、試合だけでなく練習場としても利用される。
- 臨場感とは? 観客がプレーをよりリアルに感じることができる状況を指し、特に近い距離で選手の動きを観察できる際に感じやすい。
- ドラフト1位ルーキーとは? プロ野球のドラフトで1位指名を受けた新人選手のことで、注目度が高く将来性が期待される。

