この試合では「7番右翼」として出場し、2試合連続のスタメンで起用された
巧みな打撃と成長の証
試合の3回、佐々木選手は広島の左腕投手・辛島航（34歳）と対戦した彼は2球で追い込まれたものの、5球目を巧みに捉え、一、二塁間を貫通するライナー性の打球を放った
このプレーでは、追い込まれてからも自分の打撃スタイルを維持し、鮮やかなヒットとして得点につながった
成長と経験の糧
また、試合の9回には無死一塁の場面で、津留崎大成投手（27歳）の直球を強振し、中前にヒットを放ったこの打撃がチャンスを広げ、最終的に決勝点へとつながった
前日の試合では4打席で無安打という結果もあったが、彼は「前日とは違い、強い打球を意識して打席に臨みました」と自信を見せた
外野守備への挑戦
本職は三塁手だが、キャンプ中から外野守備の練習に挑戦している佐々木選手昨日は三塁でのフル出場だったが、この日は右翼と中堅を守った
彼は「オフの期間に秋山選手からポジショニングについてアドバイスを受け、先輩方を見ながら成長していきたい」と前向きな姿勢を見せた
監督からの期待
昨年11月には左肩を脱臼するアクシデントもあったが、彼はしっかりと準備を整え、1軍での戦いに臨んでいる新井貴浩監督（48歳）も「昨日よりも落ち着いてリラックスして打席に入っているように見えた
彼にとっては慣れることが重要」と評価し、さらなる成長を期待するコメントをした
今回のオープン戦で佐々木選手が見せた打撃や守備は、彼の成長を感じさせるものでした。苦しい修正を経て自分のスタイルを見つけていく姿勢は、今後の活躍を期待させるものであり、若手選手にとっての好例といえるでしょう。
キーワード解説
- ドラフト1位とは？ プロ野球のドラフトで最初に指名される選手のことです。プロ入りした選手には特に大きな期待がかけられます。
- 打席とは？ バッターが投手からボールを投げられ、ヒットを狙うために立つ場所のことです。
- ポジショニングとは？ 選手が守るポジションの位置取りのことです。守備や打撃において重要な戦略の一部です。
