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広島・佐々木、オープン戦での負傷が懸念される

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◇オープン戦 広島3―3DeNA(2025年3月5日 横浜) 広島のドラフト1位・佐々木泰内野手(22=青学大)が5日、DeNAとのオープン戦に「2番・右翼」で先発出場しました

試合が進む中、6回に一塁走者として小園選手の右前打で進塁中、左太腿裏を痛めて途中交代しました

佐々木選手は、試合後に松葉づえを使用しながらタクシーに乗り込む姿が確認され、その様子から彼の状態が悪化していることが伺えました

新井貴浩監督(48)は「時間はかかると思う」と説明し、6日には広島市内の病院で精密検査を受けることが予定されています

この検査の結果次第では、開幕に間に合わない可能性も考えられるでしょう

この試合で、佐々木選手は6回の打席で四球を選び、続く小園選手の打撃で一塁から三塁へと意欲的に走塁を試みましたが、塁上で突然の痛みを訴え、そのままトレーナーに付き添われてベンチへと退きました

試合後、ベンチの姿を見せた佐々木選手は松葉づえを利用しながら帰宅する様子からも、彼の無念さが強く伝わってきます

新井監督は、左のハムストリングスに関して「ちょっとピリッときた」と述べ、「いいものを見せてくれていただけにね…

まぁ、こればっかりはしょうがない」と語りました

チームの蔦木篤1軍チーフトレーナーも、佐々木選手の状態について「走塁中に左太腿の後ろを痛めました

広島に帰ります

チームを離れます」と説明しています

万が一、肉離れを起こしている場合、軽症ながらも治療に3~4週間を要するため、開幕への影響は非常に大きくなるでしょう

今後は精密検査の結果を受けて、適切な判断が下されることになります

この日の横浜は気温7度で、雨が降り続く中の試合でした

グラウンドコンディションが悪化していることも、この負傷に繋がった一因と考えられます

また、佐々木選手は昨年11月の後から回復を優先し、キャンプを2軍で過ごした後、今月1日から1軍に合流していました

本職三塁に加え、外野でもの成長をアピールしていた彼の意気込みは大きく、開幕1軍入りを目指す姿勢が見受けられました

さらに、正捕手の坂倉選手も右手中指を骨折しており、これ以上の怪我人が出ないことを願うばかりです

このニュースは、広島ドラフト1位の佐々木選手がオープン戦で左太腿を痛めて途中交代したことを伝えています。彼の状態が心配され、今後の診断結果が開幕戦に大きく影響する可能性があります。若手選手にとって、新シーズンのスタートでの怪我は特に厳しいものです。
キーワード解説

  • オープン戦とは?オープン戦は、プロ野球における公式戦の前に行われる試合のことで、選手の調整や戦力の確認が目的です。
  • 肉離れとは?肉離れは、筋肉や腱が部分的に断裂することを指し、特に運動中に多く見られます。
  • ハムストリングスとは?ハムストリングスは、太ももの後ろにある筋肉群で、足の動きや走行に重要な役割を果たします。

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