白樺学園、OB片山楽生から寄贈されたラプソードで技術向上を目指す

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昨夏甲子園に北北海道代表として出場した白樺学園に、オリックスに入団した野球部OBの片山楽生(らいく)投手(22)から球の回転数などを計測する最新のトレーニング機器「ラプソード」が寄贈された

これにより、選手たちは実戦に向けた技術向上を図っている

ラプソードは、選手の球速や回転数、角度などを詳細に分析するツールであり、特に投手にとっては貴重なデータを提供する

5日のオープン戦にて、白樺学園の先発投手は1回を無失点で抑え、先輩である片山の思いを胸に開幕一軍を目指している

ラプソードは先月到着し、早速投手陣は週末にその機能を活用している

昨夏の甲子園1回戦で惜敗した創成館戦で背番号1を背負った神谷春空(はるく、2年)は、「球の回転数を上げて打者を打ち取りたい」と意欲を見せている

神谷の現在の回転数はMAXで2100回転前後であり、ラプソードを用いたトレーニングによって、さらなる向上を目指している

また、野球部のトレーニングには光電管測定器も寄贈されており、これにより選手たちは走力や守備力の向上に役立てることができる

内野手の上一颯主将(2年)は、「フィジカルや俊敏さを数値化し、感謝して使用したい」と意気込みを語り、夏の甲子園での成功を誓っている

亀田直紀監督(38)は、「片山は自身の経験を基にデータを生かし、後輩たちもそれを受け継いでいる

良い報告ができるよう、さらなる選手育成に努めたい」と力強く語った

昨秋、十勝支部代表決定戦で敗退した白樺学園は、今月29日から行われる関東遠征に向けて準備を進めており、帝京(東京)や東海大相模(神奈川)との練習試合を予定している

片山のサポートを得て、チームは夏へ向けて着実に前進している

白樺学園の選手たちがOBからの寄贈で最新設備を使い、技術を高める姿は感動的です。片山投手のサポートを受けながら、将来の目標を目指す選手たちの成長が見込まれ、シーズンの展開が楽しみです。
キーワード解説

  • ラプソードとは?」プロ野球選手が自身の投球を分析するために使用する計測機器のことで、球速や回転数、角度などを数値化し、選手の技術向上をサポートします。
  • 光電管測定器とは?」選手の走力や守備力などを数値化して測定するための器具で、体感ではわかりにくい能力向上を確認できるため、練習の成果を具体的に把握するのに役立ちます。

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