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ブラジル代表、WBC本戦出場を決定 26年開催の大会で3大会ぶりの出場権獲得

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2026年に開催される第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の出場国を決定する予選ラウンドが、3月6日(日本時間7日)に米アリゾナ州ツーソンで行われました

この試合でブラジルがドイツを6-4で下し、3大会ぶりに本戦出場を決めました

今回の予選には4チームが参加しており、すでにコロンビアが出場権を獲得しています

ブラジルとドイツの対戦は、最後の1枠を巡る激しい戦いとなました

ブラジルは試合開始早々の初回に1点を追う形から2点を奪い逆転しました

その後も攻撃の手を緩めず、3回にはダンテ・ビシェットの中前適時打で再びリードを広げ、3点を奪取

ダンテ・ビシェットはメジャーリーガーのボー・ビシェットの実兄でもあり、父も274本塁打を記録した選手です

投手陣では元広島の仲尾次オスカルが3番手として登板し、3回1/3を投げて4安打2失点という成績を残しました

彼はドイツ打線に押し込まれながらも、リードを死守しました

また、阪神で通訳を務める伊藤ヴィットルは「8番・遊撃」として先発し、1安打を記録

特に6回の先頭でのバント安打は注目され、ヘッドスライディングで一塁に滑り込み、チームの士気を高めました

ブラジル代表は、ヤクルト外野守備走塁コーチの松元ユウイチ氏が指揮を執っています

9回に2点リードの場面では、選手たちを見守りつつ、勝利が決まると喜びの拳を高くあげました

選手たちもマウンドに集まり、ブラジル国旗を振りながら歓喜の瞬間を分かち合いました

一方、ドイツも初回に先制点を奪い、1-2の3回には犠飛で同点に追いつくなど反撃を試みました

投手陣も元メジャーリーガーのニック・ウィットグレンが登板し、ブラジル打線を4回3安打無失点に抑えましたが、早期の失点が響き万全を冠することはできませんでした

WBCの予選ラウンドは8カ国を2組に分け、上位2チームが本戦への進出を決めます

すでにニカラグアと台湾が本戦出場を決めており、この日の結果により、26年のWBC出場全20チームが確定しました

今回のブラジル代表の勝利は、チームにとって非常に価値のあるものでした。特に、選手たちは互いに士気を高め合い、勝利を分かち合ったことで、チームの団結力が強まったことでしょう。WBC本戦出場を決めたことで、ブラジル野球が国際舞台でどのように成長していくのかが非常に楽しみです。
ネットの反応

ブラジルが3大会ぶりにWBC本戦に出場することが決まり、多くの野球ファンがそのニュースに歓喜しています

特に、松元ユウイチ監督が笑顔でガッツポーズしている姿が印象的で、彼に対する祝福の声が続出しました

ファンからは、「ユウイチ監督おめでとう」といったコメントがあり、彼の再起に期待を寄せています

また、ブラジルの出場チームがどの国と対戦するのかについて興味を持つ声も見られました

出場する全20チームの情報についても関心が集まっており、今大会の動向に期待が膨らんでいます

さらに、ブラジルの選手の中には日系人が多く、野球人気が上昇しているという意見もありました

欧米や南米の国々が野球に強くなりつつある一方で、日本が野球の衰退に向かっているとの指摘もあり、スポーツの未来についての議論も活発です

ファンからは、「出場国がもっと増えると嬉しい」といった要望も寄せられ、WBCのさらなる発展に期待をかけています

ネットコメントを一部抜粋

  • ユウイチ監督おめでとう
  • ブラジルでも野球人気が上がっているのは確かだろうから、いずれは本当のブラジル人ばかりの構成になってほしい
  • イベント全体の中で、日本やアメリカのような強豪国がどのように戦うのか楽しみです
  • 出場全20チームとありますが、今回のWBC予選には何か国くらいが参加しているのでしょうか?
  • ブラジルの大車輪として活躍するオスカル選手のピッチングには注目です
キーワード解説

  • ワールド・ベースボール・クラシックとは? 日本やアメリカなどの野球代表チームが集まって行う、国際的な野球大会のことです。
  • 予選ラウンドとは? 大会に出場できるチームを決めるための試合で、参加国同士で争います。
  • 適時打とは? ランナーがいる時にヒットを打って得点をあげることができる安打のことを指します。

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