岸田監督は「出力を抑え気味で、いろいろ確かめながら投げていた」と実感を述べた
実戦4試合目で初めて失点(2失点)したが、6回を投げて13奪三振の力投を見せ、圧倒的な存在感を発揮した
「本当に打者一人一人と勝負
そういうところを目標として、次も投げられれば」と、宮城は彼の成長の証を次回の投球に反映させる決意を示した
特に際立ったのは、2回の打席で中田、村松、鵜飼を全て空振り三振に仕留めたことで、僅か12球で3人の打者を抑え込んだ
この時はほぼ遊び球なしで、宮城の真剣さが伺える
今試合では最速147キロにとどめた直球、スライダー、チェンジアップ、フォークと多彩な球種で三振を奪った
特に84キロの超スローカーブでストライクを取るなど、緩急の使い方は彼の持ち味だとして自信を覗かせた
「考えながらやっています」との言葉も、向上心の表れである
宮城は5日後に侍ジャパンとしてオランダ戦(京セラD)に先発予定である
この左腕投手は、種市(ロッテ)から受けた衝撃を語り、常時150キロ超の直球と落差のあるフォークに感銘を受けた
「(打者を)抑えるの、簡単でしょ?」という問いかけに対し、彼は「そんなことないです」と真剣に答え、さらに精進する決意を固めている
次回の登板は21日の阪神戦で総仕上げを行い、28日の楽天戦で2年連続の開幕投手を務める予定だ
なお、女房役の森が右脇腹を負傷し、戦線離脱の可能性が高まっている中で、エースとしてチームを支える役割を果たすことが求められている
宮城選手の成長は目覚ましいものであり、今後の試合でのパフォーマンスが楽しみです。特に異なる球種を使い分ける技術は、プロとしての重要なスキルと言えます。もっと多くの試行錯誤を重ねながら、さらなる進化を遂げてほしいです。
キーワード解説
- 奪三振とは?:ピッチャーが打者を空振りや見逃しでアウトにすることを指します。
- 直球とは?:ストレートのことを指し、投手が最も基本的に投げる球種です。
- 緩急とは?:速い球と遅い球を使い分ける技術で、打者を混乱させる効果があります。

