彼は、練習試合やオープン戦を通じて課題を持ちながら投げ込んでおり、特に2月22日の中日とのオープン戦では、初の実戦登板を果たしました
初回にはストレートを主体に投げ、10球中8球がストレートという結果でした
このようにストレート中心の投球は、対バッターに対する構えや準備が意識されていることを示しています
続いて、2月28日の韓国ロッテとの練習試合でも、ストレートを多く投げる姿勢が見受けられました
また、3月7日のソフトバンクとのオープン戦では、無失点で切り抜けるもカットボールをほとんど使用せず、状況に応じて球種を調整する姿勢を見せました
小島選手は、真っ直ぐを多く投げることが印象づけになるとは限らず、適度に球種を使い分けることが大切であると語っています
特に、このオープン戦では、チェンジアップも効果的に使い分け、打者に対するアプローチを重視しています
「バッターと対峙して投げるちょっと遅らせるだけでも変わってくる」と語り、実戦での感覚を磨くことの重要性を強調していました
小島選手は、今シーズンに向けての試行錯誤が進んでいることを感じているようです
彼は、内野フライを多くあげさせるアウトの取り方を重視しており、スリークや四球の数よりもフライをあげさせないことが1つの目標であると語ります
これは、投球戦略の新たな視点を提供し、効果的なアウトの取り方を追求する姿勢を示唆しています
シーズンに向けて、自身の攻めのイメージをバッテリーと共有できたことも良かったとのコメントからも、今季の活躍が期待されます
4年連続の規定投球回到達と2年連続の二桁勝利という確かな実績を持つ小島選手ですが、今季もローテーションの中心的存在として、チームに勢いをもたらすべく、3月28日のソフトバンクとの開幕戦に臨む準備を進めています
この報道では、小島選手が新シーズンに向けての意気込みや準備を行っている様子が詳細に描かれており、彼の投球スタイルや戦略に対する考え方が伝わってきます。特に、ストレートやカットボールなどの球種を使い分ける姿勢は、実戦での成功に繋がるでしょう。また、バッターとの駆け引きをしっかりと意識している点が印象的です。
キーワード解説
- オープン戦とは？：プロ野球シーズン開幕前に行われる試合で、実戦さながらの環境で選手の調子を確認するために行われます。
- ストレートとは？：速球の一種で、ボールを投げる際に特に回転を与えずに真っ直ぐ飛ばす投球を指します。
- カットボールとは？：ボールの回転をかけて、直線的に飛ばしながら軌道をわずかに曲げる球種です。
- チェンジアップとは？：速球よりも遅い球速で投げることで、打者のタイミングをずらすための投球です。
- フライとは？：バッターが打ったボールが高く上がり、空中で落下する球を指します。
