試合は2対4で巨人が敗れたものの、大勢は自身のパフォーマンスに満足感を示しました
9回に登板した大勢は、初めてネイティブの英語を話すカブスの選手たちと対戦することもあり、特別な緊張感を持ちながらマウンドに立ちました
先頭打者のケリーに対しては、154キロの直球を打たれてしまうも、その後は力強いスライダーでワークマンを空振り三振に仕留めました
続けて打席に入ったハップには左飛を打たれましたが、最後のタッカーを三飛に打ち取ると、その表情には満足感が漂いました
試合後のインタビューでは、「一発もある選手ばかりだったので、警戒しながら投げる中でワクワクした」と語り、自身の投球内容についても振り返りました
「狙ったところにいかないこともあったが、良い経験になった」と、次に生かすべき修正点を見つけたことを強調しました
また、大勢は試合前にカブスの今永投手と対面し、共に自主トレーニングを行った仲でもあるため、彼との交流を特別に感じていました
「今永さんはネイティブだから英語で…」と語りつつも、通訳を通しての談笑があったことを明かし、「通訳さんが適当にしゃべっただけなので、特に覚えてないです」とユーモラスに返しました
最後には、あらかじめ交換したカブスの帽子を手に、今永との交流に感謝しながら東京ドームを後にした大勢
「(交換相手が)今永さんでよかったですね」と話し、シーズンに向けたさらなる成長を誓いました
大勢投手は、自身の成長に繋がるプレシーズンゲームで充実の投球を見せました。特に、メジャーリーグの選手たちとの対戦は彼にとって貴重な経験です。今後のシーズンに向けて、今回の経験を生かしてくれることでしょう。
キーワード解説
- プレシーズンゲームとは?:プロ野球のシーズン開幕前に行われる試合で、チームや選手の調整を目的としています。
- 直球とは?:投手が最も基本的な球種で、速さと威力が求められる球です。
- スライダーとは?:変化球の一種で、投球時にバッターを欺くために使います。打者の目の前で急に曲がるのが特徴です。