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広島・石原貴規捕手が1軍昇格、正捕手不在を救えるか

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広島東洋カープの石原貴規捕手(27)が、21日よりソフトバンク戦(みずほペイペイ)から1軍に昇格することが発表された

彼は1月に行った左手関節の手術の影響で、開幕に間に合うか判断が難しい状況にあったが、14日に行われたウエスタン・リーグで実戦復帰を果たした

実戦復帰の成績

石原は、同日の同くふうハヤテ戦(由宇)において「3番・捕手」として先発出場し、2安打1打点という成績を収めるなど、万全な状態をアピールした

正捕手である坂倉が開幕に間に合わない中、石原は「ここからアピールしたい」と意気込んでいる

驚異の回復力

石原は去年の自主トレ中に左手有鈎骨を骨折し、同月24日に手術を受けた

当初は回復に時間がかかるとされていたが、術後2ヶ月も待たずに14日には実戦復帰

復帰戦となった阪神戦では、外角高めのスライダーを捉え、左中間への適時二塁打を放つなど、期待に応えた

守備面でも存在感

プレー面においても石原の存在は光った

特に新外国人投手ドミンゲスとの初コンビでは、好リードで無失点に導くなど、その存在感を示している

今後の試合に向けて新井監督も「問題ない状態だ」と信頼を寄せている

チームの状況と今後
開幕まで残り1週間を切り、石原の昇格は何よりもチームにとって大きな光明となる

昨季は30試合で先発マスクをかぶった実績を持ちつつ、更なる成長を目指している

坂倉の復帰は5月以降になる見通しで、石原には正捕手の座を狙う大きなチャンスが与えられている

「自分の立場を確立するために、一試合、一球を大切にしたい」と石原は決意を新たにしている

今後の活躍にますます期待が高まる

石原捕手の回復力と昇格は、チームにとって嬉しいニュースである。特に正捕手が不在の中での復帰は、彼にとって重要なチャンスである。「一試合、一球を大切にしたい」という言葉からは、彼の強い意志が感じられる。今後の試合での活躍が非常に楽しみだ。
キーワード解説

  • 捕手とは? 捕手は野球のポジションの一つで、投手の近くでボールを受ける選手を指します。相手チームの盗塁を防ぐ役割や、投手をリードする重要な役割も担っています。
  • 有鈎骨とは? 有鈎骨は手のひらにある8つの小さい骨の一つで、手首と指の動きをサポートする重要な役割を果たしています。骨折すると手の動きに支障をきたすことがあります。
  • ウエスタン・リーグとは? ウエスタン・リーグは、プロ野球の二軍が参加するリーグで、主に西日本チームが所属します。選手の経験や技術向上にとって重要な場です。

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