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秋広優人、開幕1軍切符獲得に向けたラストスパートをかける

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 巨人の秋広優人内野手(22)が、母校の“二松学舎魂”を胸に、自身初の開幕1軍へ向けラストスパートをかけています

28日に東京ドームで行われるヤクルトとの開幕戦まで、オープン戦は残り3試合

毎年春のシーズン直前にはファームに合流していた秋広選手は、今年こそはその地位を掴むことを強く願っています

「まだまだ結果でアピールしていくしかない」と、意気込みを見せています

 5年目を迎える今季、秋広選手は春季キャンプから1軍でのプレーを続けており、2月18日に行われたDeNAとの練習試合では2打席連続で本塁打を放ち、強いアピールを見せました

オープン戦では打率2割7分3厘、4打点という好成績を残しています

21日にはイースタン・ヤクルト戦にも参加し、ナイターのロッテ戦と親子ゲームを通じて結果を残し、開幕の1軍切符をつかむ強い覚悟を持っています

 そんな彼の奮起の要因には、母校の二松学舎大付の活躍があります

春のセンバツに出場中で、18日の開幕戦で柳ケ浦に勝利し、43年ぶりの春の白星を挙げたことが、秋広選手を刺激しています

映像で試合を観ている彼は「負けてられないなという思いがあります」とその気持ちを語りました

また、16日のカブスとのプレシーズンゲームでは、高校の先輩である鈴木選手に挨拶をし、先輩後輩の活躍がまた新たな刺激となっています

 秋広選手のこれまでの開幕前の道のりを振り返ると、1年目(21年)はキャンプ2軍スタートから紅白戦で結果を出し、1軍昇格を果たしましたが、オープン戦での低迷により開幕直前に2軍降格となりました

2年目(22年)は初のキャンプ1軍スタートだったものの、オープン戦での調子が下降し、再び2軍に戻ることに

3年目(23年)でも期待されながら2月下旬に2軍降格

そして4年目(24年)もキャンプでの1軍スタートが続きましたが、次第に調子が落ち、再び2軍降格となりました

5年目を迎えた今季、彼はこの厳しい競争を勝ち抜きたいと奮闘しています

秋広選手の努力と成長は、彼のキャリアにおいて非常に重要です。毎年厳しい競争が繰り広げられる中で、彼がどのようにして開幕1軍の座を奪取するかが注目されます。また、母校の活躍から刺激を受けている点も、若い選手にとって励みになるでしょう。
キーワード解説

  • 開幕1軍とは?:プロ野球において、シーズンの開始時に1軍のロースターに登録されることを指します。選手はこのポジションを得るために、春季キャンプやオープン戦でのパフォーマンスが求められます。
  • オープン戦とは?:公式戦が始まる前に行われる試合で、各チームが練習の一環として行います。選手の調整や新しい戦術の試行などが目的です。
  • 内野手とは?:野球において、内野にポジションを持つ選手のことを指します。主に一、二、三塁や遊撃に配置され、それぞれ特有の役割があります。

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