彼は3回2/3を投げ、8安打を許し8失点、さらに3四球4三振を記録し、今回の試合で3敗目(これまでの勝ちは1)を喫しました
オープン戦成績の振り返り
小笠原のこのオープン戦では、全体で5試合に登板し、計12回を投げて24安打を許し19失点(自責点は15)、8四球10三振という成績で、防御率は11.25に達しました防御率とは、1試合あたりの失点を示す指標で、低い方が好成績とされます
このように高い防御率はピッチャーのパフォーマンスに問題があることを示しています
試合の詳細
この試合では、メッツの千賀滉大投手(32)との投げ合いとなりました初回には1死から2番のソトに四球を与えるも、後続を抑え無失点
しかし、先制した後の2回では、先頭バッターから安打と四球を許し無死満塁のピンチを迎えました
1人アウトを取った後、9番のアクーニャに勝ち越しの2点適時打、さらに1番のリンドアに犠牲フライを浴び、整備されない守備が災いし失点を重ねました
降板とその影響
3回にはさらに失点し、1死一塁から5番のトーレンスに適時三塁打を許し、7番のシリにも中前適時打を打たれます4回には、再びピンチを招き、ソトに右前打を打たれて2死満塁の場面で降板しましたが、2番手投手が走者を全て返したため、結局は小笠原に8失点が記録される悪循環に陥りました
対する千賀は3回2/3を投げ0安打1失点でオープン戦初勝利を挙げました
契約と今後の展望
小笠原は中日からポスティングシステムを利用してナショナルズと2年総額350万ドル(約5億2500万円)で契約を交わしましたが、彼のオープン戦初登板では無失点のスタートを切ったものの、その後4試合で続けて失点を重ね、先発ローテ入りを狙う立場としては厳しい状況に置かれています小笠原投手はオープン戦で苦境に立たされています。彼の防御率が高く、失点が続いていることが今後の先発ローテーション進出に影響を及ぼす可能性があります。今後の登板での回復が期待されます。
キーワード解説
- 防御率とは?ピッチャーが投げたイニングに対する失点の指標で、低いほど優れた成績とされます。
- ポスティングシステムとは?日本のプロ野球選手が海外リーグへ移籍する際の特別な制度で、チームと選手双方にメリットがあります。