横浜DeNAベイスターズの関連記事

DeNA・東克樹、オープン戦での好投を披露し開幕戦へ向けて万全の準備

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
(オープン戦、西武2-0DeNA、21日、ベルーナD)DeNAの先発投手である東克樹(29)が、オープン戦の最終登板で5回を無得点に抑え、調子の良さを示しました

彼は28日の中日との開幕戦に向けて、2年連続で3度目となるエースの役割を担うことになります

昨年のリーグでは13勝4敗という成績を収めた東は、今シーズンの開幕戦に向けた調整を順調に進めています

彼は「しっかりピンチでギアを上げることができた

自分の中で一つまた出力が上がった

そこは収穫かなと思う」と充実した表情で述べ、成長を実感しています

特に、彼が苦戦していた決め球であるチェンジアップの精度が改善されつつありました

5回には先頭打者を出塁させたものの、一塁けん制で走者を刺し、続く打者も抑えました

無四球で本塁を踏ませず、ピンチの中でも冷静に投げられたことが評価されます

昨年の最高球速は149キロで、今オフにはさらなる球速アップを目指してフォームを改造しましたが、リリースポイントが約15センチ高くなった影響で制球精度が低下

その後、リリースポイントを元に戻し、14日の楽天戦では4回無失点と良好な結果を残しました

東はその経験を「財産に変える」と前向きに捉えています

彼にとって厳しい場面に多く立たされたオープン戦は、ピンチ慣れを促す貴重な機会となりました

チームは27年ぶりのリーグ優勝を目指しており、そのスローガンは「横浜奪取」

東の好投が開幕ダッシュにおいて必要不可欠であると期待されています

しかし、彼は「初回が良くない状況

しっかりと投げることを意識して開幕を迎えたい」と、反省も忘れません

三浦監督は「まずまずかな

今、絶好調でも困る

問題ないと思うし、上り調子でシーズンに入っていけるかな」と、選手の成長を温かく見守っています

今回の試合での東克樹投手の投球内容は、期待されるエースとしての責任感が感じられました。無得点に抑えつつ、次の試合に向けて自信をつけていく姿は、今シーズンの活躍が楽しみでなりません。ピンチを乗り越える経験が、さらに彼を成長させるに違いありません。
キーワード解説

  • エースとは?:チームの先発投手の中で最も信頼され、かつ実力のある選手を指します。
  • チェンジアップとは?:投球の技術の一つで、速球と比べて速度が遅く、打者を惑わせるための球種です。
  • 無四球とは?:試合中に一度も四死球を与えないことを表し、投手の制球が良いことを示します。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。