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阪神・富田、オープン戦で直面した課題とは?開幕に向けた準備を進める

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◇オープン戦 阪神3―3オリックス(2025年3月22日 京セラD) 緊張感たっぷりの予行演習を終えた

阪神の先発・富田は5回7安打3失点で降板

今季初めて打席に入るなど、改めて「先発」としての動きや心持ちを体感し、開幕2戦目となる29日の広島戦(マツダ)へ向けて準備を整えた

富田は試合後、「初回から先制を許してしまったのが力が入ってしまった原因

変化球も全体的に高く浮いてしまったので、いい課題が見つかった」と振り返る

初回の2死から、紅林に直球を右翼席に運ばれ、これが今春の対外7試合、15イニング目での初失点となった

直後に打線の逆転があったものの、3回と4回にも1点ずつ失点し、劣勢でマウンドを降りることとなった

さらに、投球以外の面でも課題を確認した

2回1死一塁の場面での第1打席では、送りバントを試みたが3球連続で変化球を空振りし三振に終わる

打者としての役割も求められる中で「(打撃に関しては)悪いところが全部出た

試合に出るというだけで不安があったので、これを知れたのは良かった」と吐露した

昨シーズンは主に救援起用で経験が浅く、この打席での苦悩は今後の課題となる

「練習するだけ」とその表情は引き締まった

それでも大事な開幕2戦目のマウンドを託される藤川監督は、この日の結果に対して特に気に留める様子はなかった

監督は「先発ローテーションに初めて挑戦する左腕には理解がある

いいアイドリングになったのでは

昨年はリリーフだったので、出たところ勝負だったが、今度は準備をする段階だから、余念が多すぎて緊張感があったのかもしれない」と富田の緊張を分析

来週には「少しは楽に投げられるだろう」という見通しを述べた

「ピッチングに対する自信はしっかり持っているので、バッティング頑張ります」と富田

開幕まで1週間を切った中で感じた緊張や見つけた課題を、白星につなげるべく努力を続けることが期待されている

富田選手のオープン戦での投球は、課題が見えたものの、自信を持って開幕戦に臨む姿勢が印象的でした。今後の成長に期待できる内容でした。
キーワード解説

  • 先発とは?:先発とは、プロ野球の試合において、試合の最初から投げる投手のことを指します。先発は試合の流れを大きく左右するため、非常に重要な役割です。
  • アイドリングとは?:アイドリングとは、心や体を特定の状態に備えた状態にすることです。プレマッチでのアイドリングは、選手が試合に向けて店むください状態を整えることを意味します。
  • 緊張感とは?:緊張感とは、何か大切なことの前に感じる体や心の張りつめた状態のことです。選手は試合前に緊張することで、その磁場を高めることもあります。

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