昨季、ソフトバンクホークスは2位以下に大差をつけて4年ぶりのリーグ優勝を果たしましたが、主力選手の中には本来の力を発揮できなかった選手もいました
彼らは新たなシーズンを迎えるにあたり、巻き返しへの強い決意を持っています
今回は、特に守護神として期待されるロベルト・オスナ投手に焦点を当てます
ロベルト・オスナ投手、オープン戦で手応えを感じる
昨季は腰の故障に悩まされ、パフォーマンスを十分に発揮できなかったオスナ投手にとって、今シーズンは完全復活を示す重要な年度となります彼は2月中旬にチームに合流し、初の実戦登板を3月12日に行いました
対戦相手は巨人で、結果は1回を2安打無失点、最速152キロをマークする好投でした
オスナ投手は「去年けがしたこともあって、気を付けて準備しようと思った」と述べ、オープン戦のスロー調整が功を奏したことを語ります
また試合後には、「感じよく投げられた
去年は一度もできなかった内容だった」という手応えもあったといいます
昨シーズンは、39試合で24セーブを挙げたものの、防御率は3.76と自身の来日3年目で最悪の成績を記録しました
一方、ソフトバンク加入初年度の2023年には49試合で防御率0.92を記録しており、その成績との比較からも昨季は不完全燃焼でした
このため、今シーズンへの思いは特に強いです
「グッドではなく、エクセレントな一年にしたい」と語り、再び絶対的なクローザーとしての地位を確立するために万全の準備を整えて開幕を待つ彼の姿勢が伺えます
オスナ投手は昨季の悔しさをバネに、今シーズンの完全復活へ強い意欲を見せています。特にオープン戦の調子が良いことが、選手自身の自信にも繋がっているようです。今年こそはシーズンを通じて活躍し、チームの勝利に貢献したいという思いが強いことが感じられます。
キーワード解説
- オープン戦とは?:オープン戦は、プロ野球チームがシーズン前に行う試合で、本番に向けた調整や選手のスタメン争いなどが行われる場です。
- クローザーとは?:クローザーは、試合の最後の局面で登板し、試合を締めくくる役割を持つ投手で、特に勝利を確実にするための重要な位置にいます。