先発は、ホーム開幕戦で登板予定のエース、伊藤大海投手です
初回には、155キロのストレートで先頭打者を仕留め、その後は巧みな変化球を使い、初回に三振を3つ奪いました
打線は2回に動き出し、1アウト1塁2塁のチャンスで上川畑選手がライトへヒットを打ち、満塁に
続く伏見選手の犠牲フライで先制します
さらに、五十幡選手が開幕スタメンをアピールするタイムリーを放ち、ファイターズは2対0とリードを広げました
先発の伊藤選手は5回までわずか1本のヒットしか許さず、完全な投球を見せていましたが、6回にはスライダーがレフトのポール際に運ばれ、ソロホームランを許しました
その後、続く打者にもストレートがライトスタンドに飛び込む二者連続ホームランで、試合は同点に
7回には、ファイターズがツーアウト1塁2塁のチャンスを迎え、途中出場の田宮選手がセンターへのタイムリーで再び勝ち越します
ですが、8回には3番手の松岡選手がツーアウト2塁3塁のピンチを招き、走者一掃の2点タイムリーを浴び、ファイターズは再びリードを許す展開となりました
それでも、今年のファイターズは強さを見せ、8回裏で1アウト2塁の場面
一発逆転の可能性を秘めた新加入の吉田選手が打席に立ちます
吉田選手はオープン戦で打率4割1分を記録しており、このチャンスをものにします
ランナー1塁3塁とチャンスが広がると、続く矢澤選手がライトへのタイムリーで4対4の同点に追いつきます
さらに、ツーアウト二塁三塁の場面で、途中出場の石井選手が打席に
打球はライトスタンドへ飛び込み、逆転の3ランホームランが決まり、7対4でファイターズが勝利を収めました
この試合を通じて、途中出場選手が結果を残す層の厚さを示し、ファイターズは開幕戦を最高の形で締めくくりました
北海道日本ハムファイターズの逆転勝利は、新選手の活躍や選手層の厚さが見える試合でした。特に、途中出場した選手が結果を出すことでチーム全体の士気も高まり、開幕戦に向けて期待が持てる内容でした。
キーワード解説
- オープン戦とは?オープン戦は、プロ野球のシーズン前に行われる試合で、本番に向けた選手の調整やチームの編成を確認する機会です。
- 三振とは?三振は、打者がボールを打たずに3回アウトになることを指し、ピッチャーが優れた投球をした証拠でもあります。
- ホームランとは?ホームランは、バッターがボールを打って、自身が一塁・二塁・三塁を回ってホームに帰る得点を指します。