西日本短大付、高校野球選抜で初の8強入りを果たす
2025年3月24日、甲子園にて行われた第97回選抜高校野球大会の2回戦で、西日本短大付(福岡)が山梨学院(山梨)を11対5で下し、史上初の8強入りを果たした試合の中心となったのは、外野手の安田悠月選手(3年)
彼は今大会チーム2本目となるランニングホームランを記録し、打線の爆発に貢献した
試合のハイライト
1回、二死一、三塁の場面で打席に立った安田選手は、変化球を意識しつつストレートが来れば弾き返すつもりで臨んだスライダーを捉えたその打球は右翼手のミスをも誘い、フェンス方向へ一気に飛び、安田選手は全力でホームに帰還した
技術の裏側
安田選手は「ほとんど動かない構えから体全体を使いジャンプスイングした」と語り、彼のスイングはプロ野球の西川遥輝選手に似ているとも評されたベースランニングでも素早さを見せ、ヘッドスライディングでスピードを感じさせた
自身の打力向上には筋力トレーニングが大きな影響を与えており、特に背中の強化がスイングに繋がっていると言及した
今後の展望
彼の50メートル走は6秒2と優れた数字を持つが、筋力トレーニングの影響でスピードの維持にも努力が必要と話しているこれまでの試合では8打数4安打、打率5割という素晴らしい結果を残し、打点は7をマーク
昨年の打率が.212であったことを考慮すると、技術向上が見て取れる
次戦は横浜(神奈川)との対戦が予定されており、優勝候補の投手陣に挑む
安田選手の成長を楽しみにするファンも多い
今回の試合は、西日本短大付の安田悠月選手が特に注目された。彼のランニングホームランは、ただの得点源であるだけでなく、彼自身の成長とチームの士気を高める要因ともなった。高校野球の舞台で見せたパフォーマンスは、今後もファンの期待を集めるに違いない。次戦も期待が高まる。
キーワード解説
- ランニングホームランとは?:打者が出塁してから一塁、二塁と進塁し、最終的にホームベースまで戻ることを示します。この際、打者は打った後に全ての塁を回らなければなりません。
- スイングとは?:バッターがボールにバットを振り下ろす動作を指します。スイングの仕方は打者によって異なり、打球の飛距離や方向に大きく影響します。
- ベースランニングとは?:打者がヒットを打った後、各塁を走り回ることを意味します。円滑かつ迅速に行うことが試合で非常に重要です。
- 筋力トレーニングとは?:筋肉を鍛えるための運動で、特定の筋肉をターゲットにしたトレーニングによって、身体能力を向上させることが目的です。