試合は楽天がリードしている状況で、本来の力を発揮することが求められる場面であった
試合の終盤、則本は9回にマウンドに上がると、2点リードの状況で2本の内野安打と四球で2死満塁のピンチを迎えた
「走者が出てからちょっと丁寧になりすぎた」という則本だが、捕手の太田からは「もっと腕を振ってしっかりと投げ込んでくれれば大丈夫です!」との声がかけられ、これによって落ち着きを取り戻した
則本は冷静さを取り戻し、次の打者である代打・佐藤都選手を空振り三振に仕留め、試合を締めくくった
この試合を観戦していた巨人の田中将大投手が移籍後初勝利を挙げたことにも触れた則本は、「走者を出すけど要所はしっかりと締める
ベテランの投球」とその腕前を称賛した
また、日米通算200勝まで「あと2つ
通過点ですけど、しっかり応援したい」と笑顔で語っている
楽天の則本選手がピンチを乗り越え、見事にセーブを挙げたことは、勝利に向けての大きな貢献となりました。捕手からのアドバイスもあり、冷静さを取り戻してピンチを凌いだ姿勢は、ベテランらしい経験を感じさせます。200勝までの道のりも楽しみです。
キーワード解説
- セーブとは?:試合の終わりに勝っているチームがリードしている状態で登板し、最後までそのリードを保ち、試合を勝利に導く投手の活躍を指します。
- 内野安打とは?:打者が打ったボールが内野(グラウンドの内側)に落ち、なおかつ守備側がそのボールを処理する前に一塁に到達できた場合を指します。
- 四球とは?:ピッチャーがストライクゾーンを外して投げたボールを打者が振らず、ボール4つで一塁に進めることができる制度のことをいいます。

