【コラム/好球筆打】 この日もまた敗北を喫した
プロ野球の開幕からわずか7試合を戦った段階で、小久保ホークスの戦績は1勝6敗となり、早くも「借金」は5に達してしまった
球団の伝説的存在である王球団会長の表情も重くなる
「せっかく追い付いたのに」とその言葉からも、チームの苦境をうかがわせる
チームの弱点が明らかに
西武との最近の対戦を振り返ると、相手打線の粘り強さが特に際立っていた特に4月4日の試合では、先発投手の有原航平が4回に一挙6失点
その内訳を見れば、重要な局面である2ストライクからの守備でのミスが目立つ
2ストライク後に与えた適時打や犠飛の多さは、相手にとって優位に立つチャンスを与えてしまった
痛手を生む投球術
この日の試合でも、先発の大関は2回に2点を許し、その原因も2ストライクからのソロ本塁打と適時二塁打さらに7回にはヘルナンデスと尾形が連続して失点を重ね、これもまた2ストライク後に与えた安打が目立つ
このように、投手有利なカウントから失点に直結する一打を許すのは、チームにとって決定的な痛手となる
歴史的な借金スタート
開幕7戦で借金が5となったのは、1988年以来37年ぶりの出来事であるこの状況を改善するには、2勝1敗のペースでも5カードを戦う必要があり、今後3週間の戦いが求められる
ファンならずとも、この低空飛行が続くことに不安を抱かざるを得ない
今後の展望
小久保監督はこの事態に対し、冷静に対処していく必要があろう彼が「今日で終わりです」と決断を下した背景には、精神的なリセットが求められたのかもしれない
ソフトバンクホークスが開幕早々に厳しい戦績を残していることは、ファンにとってもショッキングな事態です。投手陣が相手打線に簡単に捕まり、重要な場面での失点が目立つため、改善が求められます。監督の判断がどのようにチームの士気を高めるかが注目されます。
ネットの反応
コメント欄には、ソフトバンクの開幕からの成績に対する様々な意見が寄せられています
特に、選手のパフォーマンスや指導陣についての批判が多く見受けられます
有原や上沢といった選手を獲得しなかったことが若手選手の成長を妨げているという意見もあり、選手の起用法に疑問を持つファンが多いようです
特に、小久保監督に対する厳しい意見も多く、「小久保の実力はこんなもの」と厳しく評価する声もあり、ファンが期待するレベルには達していないという感じが伝わります
また、打率が低い選手や、繋ぐ野球をもっと勉強して欲しいという声もあり、これらの選手がチームの足を引っ張っているとの指摘があります
中でも、「点が取れないのはいつも通り」との意見があり、打線だけでなく、中継ぎ投手陣の不調も影響しているとのことです
さらに、キャッチャー甲斐の役割に関する意見も多岐にわたり、「甲斐じゃないから、練習通りの甘い球が必ず来る!」という指摘のように、捕手陣への不安が募る様子がうかがえます
全体的に、ファンはチームの現状に対して不安を抱えており、抜本的な改革が求められていると感じていることが反映されています
ネットコメントを一部抜粋
有原や上沢をとらなきゃ若手の台頭もあったのに。
甲斐じゃないから、練習通りの甘い球が必ず来る!
選手の使い方が悪いのか…監督の采配に選手が答えられ無いのか…
育成放棄してきたツケが来てるだけ
点取れないのはいつも通りなんやが、中継ぎ陣の不調がなにより痛すぎる…
キーワード解説
- ホークスとは? 九州を本拠地とする福岡ソフトバンクホークスの略称で、プロ野球の人気球団です。
- 借金とは? プロ野球において勝ち数が負け数より少ない状態を指し、チームが持つ借金の数がそのまま成績に影響します。
- 有原航平とは? 札幌の高校からプロ入りした左腕投手で、速球と変化球を駆使する選手です。
- 適時打とは? 打者がチャンスの場面でヒットを打ち、走者が得点に繋がる打撃を指します。

