ソフトバンク・東浜投手、ウエスタン・リーグで圧巻のピッチングを披露

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◇ウエスタン・リーグ ソフトバンク4―0広島(2025年4月9日 タマスタ筑後) ソフトバンクのエース、東浜巨投手(34)がウエスタン・リーグの広島戦に先発し、7回を投げてわずか2安打、4奪三振という見事な成績を残しました

試合は4-0でソフトバンクが勝利を収め、東浜投手はその存在感を示しました

圧巻のピッチング内容

試合前、東浜投手は捕手の谷川原選手に対し、「1軍のつもりで投げるから、そのつもりで来てほしい」と強い決意を伝えました

この気持ちは試合中のピッチングに反映され、4回までに打者12人を完璧に抑えました

5回には遊撃手の庄子選手の失策でランナーを出しましたが、続く佐藤啓選手のヒットで1死一、二塁のピンチを迎えました

しかし、ラミレス選手を二塁への併殺に抑え、難局を乗り越えました

7回も1死一塁を併殺で切り抜け、相手チームを三塁に進ませることはありませんでした

球速と変化球の安定感

この試合での最速球速は149キロを記録し、東浜投手自身も「試合を重ねることで力強さが増している」と手応えを感じている様子でした

特に、変化球にも自信があり、チェンジアップを駆使して2つの三振を奪いました

「操れていない変化球はなかった」と、満足そうに振り返りました

指揮官からの高評価

試合を見守った松山2軍監督はその出来に感銘を受け、「完ぺきですよ

打たれる気はしなかった

100点です」と高く評価しました

東浜投手は現在、先発ローテーションの6番目として位置づけられていますが、監督は「巨もいいですよ

ずっと(1軍に)帯同です」と言及し、その好調ぶりを称賛しました

シーズンへの備え
34歳の東浜投手は通算72勝を誇り、シーズンに向けて万全な準備を整えているようです

「僕はもうシーズンに入っているつもりでいる」と頼もしいコメントもあり、これからの試合での活躍に期待が寄せられています

東浜投手の素晴らしいピッチングは、プロ野球選手としての実力を再確認させるものでした。特に、野球の試合に必要な集中力や技術が光っていました。今後の公式戦でも、この調子を維持し続けてほしいものです。
キーワード解説

  • ウエスタン・リーグとは?:ウエスタン・リーグは日本のプロ野球2軍チームのリーグですが、主に選手の育成や調整を目的とした試合が行われます。
  • 奪三振とは?:奪三振は投手がバッターを打ち取る際に、バッターが3回目のストライクを見逃したり、空振りしたりすることを意味します。この数字が高いと、投手の実力を示す一つの指標になります。
  • 完ぺきとは?:完ぺきという言葉は、何の欠点もない状態を表します。この文脈では、投手が相手チームに全く打たれなかったことを意味します。

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