5-6の9回1死一、二塁の場面で、4番打者の山川穂高内野手(33)がオリックスの平野佳寿投手から逆転の2号3ランを放ち、チームを救った
万が一負ければ最下位に転落する可能性があった中、山川が持ち前のパワーで局面を打開した
この試合は、両チーム合わせて30安打を記録する乱打戦となり、特にソフトバンクは打撃陣の奮闘が目立った
山川は、6日の西武戦で今季初本塁打を放った後、今試合でのパフォーマンスを「不思議な魔法がかかっている」と捉え、ここからの好調を感じ取っている様子だった
勝利の裏側
試合が進む中、ソフトバンクは8回に3点を奪い、逆転の兆しを見せた山川は「決める意識でした」と話し、好機を逃さずに確実に結果を残した
特に平野投手の初球をしっかり捉えたことが勝利を引き寄せる要因となった
主力選手の欠場も影響
ソフトバンクは、近藤や栗原、柳田といった主力選手が次々と怪我に悩まされているが、その中で山川が存在感を示している「怪我をしないことが一番大事」と噛み締めるように語り、自己管理も徹底している様子が伺えた
今後の展望
この勝利により、ソフトバンクはオリックスに対して昨季から10連勝、京セラドームでは7連勝と、相性の良さを証明しているこれからの試合に向けても、主力の復帰が待たれることから、チームの士気は高まっている
試合後、小久保監督は「すごい試合でしたね
オリックス打線も強力ですが、ホークス打線も良くなってきている
主力がいない中でね」とコメントし、選手たちの奮闘を称賛した
今回の試合では、ソフトバンクが大逆転を果たし、特に山川選手が注目される存在となったことが印象的だ。主力選手が負傷で離脱している中で、山川選手が中心となってチームを支えている姿勢は頼もしく、今後の活躍が楽しみである。また、選手たちが互いに支え合い、困難な状況を乗り越えていく様子は、スポーツの持つ魅力を感じさせた。
キーワード解説
- 逆転勝利とは?逆転勝利とは、試合の途中で負けていたチームが最後に逆転して勝利することを指す。
- 本塁打とは?本塁打は、バッターが打ったボールがフェンスを越えて、塁をすべて回ることを意味する。
- 主力選手とは?主力選手とは、そのチームで特に重要な役割を持つ選手を指し、チームの成績に大きく影響する
- 打点とは?打点は、打者が安打や四球などで走者をホームに帰すことで与えられる得点を意味する。

